IBM® Campaign 11.1 で既知の問題

Campaign 11.1 には、次の既知の問題があります。

表 1. Campaign の既知の問題
ID 既知の問題
13460 メール・リスト・プロセスの「実現」タブの「ファイルにエクスポート」オプションがチェックされていないと、「サマリー・ファイル」オプションが、有効になるべきではないのに有効になります。
175825 defaultBehaviorWhenOutputToFile「新規ファイル作成」に設定しても、初めて新規出力 (エクスポート) ファイルを選択する場合にしか正常に動作しません。既存の出力ファイルを変更して新規出力ファイルを選択しようとすると、 オプション「データ追記」がデフォルトで選択されます。

これは、手動で「新規ファイル作成」に変更できます。

APAR 198495、PO05293、198494 カスタム・マクロについて、保管されたオブジェクト (カスタム・マクロ、フローチャート・テンプレート、 保管されたユーザー定義フィールドなど) に対して割り当てられている権限が「付与されていない (Not Granted)」のユーザー・アカウントが、カスタム・マクロを使用して、権限に関係なく、すべての保管オブジェクトの編集、削除、追加、移動を行うことができます。
204347 LARGE_DATA: ブラウザーの異常終了 - 700 個のセグメントがある「メール・リスト」プロセス・ボックス - 各セグメントに 512 個のオファーで保存します。
211253 複数の列があるファイル・ベースの入力で異なる形式の日付が含まれている場合、日付が正しく読み取られません。
212890 Amazon Redshift ではブール型の列は、テーブル・マッピングで「テスト」フィールド型として認識されます。
220474 ソース・テーブルの列名に ASCII 以外の長い文字 (おそらく UTF8 の 10 x 3 バイトの文字よりも長い文字) が含まれていると、 一時テーブルが作成されないためにスナップショット・プロセスが実行されません。
220705 「ディメンション・テーブル」フィールドのプロファイル数が不正確で、プロファイルが進行中でもプロファイル率が 100% と表示されます。
APAR 222047、PO06172、222049 フローチャートに 2 つの抽出プロセスが構成されていて、2 番目の抽出プロセスにフランス語のアクセント付き文字を使用した名前のユーザー定義フィールドが含まれている場合、IBM Campaign の抽出プロセスは DB2 データベースへの書き込みを実行しません。
APAR 225568、PO06304、225572 temptablepostexecutionsql は、coremetrics セグメントの選択中には実行されません。
226981 Campaign のインストール時にポートを指定しないと、 Campaign ナビゲーション URL フォーマットと Campaign/conf/config.xml ナビゲーション・フォーマットが誤ったフォーマットになります。
230340 新規のメール・リスト・プロセスで「パラメーター」タブの「発効日」にデータ・フィルターを割り当てた場合、 既存の編集したメール・リスト・プロセスと比較して、メール・リスト・プロセスの動作が一貫しない動作になります。メール・リスト・プロセスが出力ログ・ファイルに日時のユーザー定義フィールドを出力しません。発効日パラメーター値を変更すると、メール・リストの実行が失敗することがあります。
230606 メール・リスト・プロセスでフィールドを抽出して使用するフローチャートの場合に、 メール・リスト・プロセスの「パーソナライズ」タブの「抽出ノード」の下のフィールドが、プロセスの実行前と実行後で異なります。
231859 Chrome ブラウザーを使用する場合、メール・リスト・プロセスに多数の処理およびオファーが割り当てられていると、「パーソナライズ」タブのロードで応答が返されるまでに約 20 秒かかります。例えば、250 のセルが存在するメール・リスト・プロセスで、セルごとに複数のオファーがあり、オファーごとに複数の属性がある場合などです。
232502 ユーザーが何らかの変更を入力に加えると、メール・リストのパフォーマンスに問題が生じます。変更後に初めてタブを切り替えるときに遅延が発生します。ユーザーが入力を変更してから初めて「処理」タブまたは「プロセス」タブに切り替えると、 選択した入力数に応じて約 10 秒から 15 秒の遅延があります。この最初の遅延が発生した後は、入力が変更されるまでは遅延は発生しません。
232835 Campaign アプリケーションを長時間 (数日間) 継続して使用すると、アプリケーションのパフォーマンスに影響します。時により、例外エラー・メッセージが Campaign ページに表示されます。Campaign Web アプリケーションおよび Campaign リスナーを再始動する必要があります。
238789 Chrome ブラウザーを使用する場合、600 のセルが存在し、セルごとに複数のオファーが割り当てらているメール・リストをユーザーが開くと、 アプリケーションが応答を停止します。Internet Explorer 11 ブラウザーを使用する場合は、メール・リストのプロセス・ボックスに何も表示されません。
APAR 238830、PO06822、238832 役割の割り当てが Campaign で機能しません。カスタム・マクロの作成権限がなく、 フォルダー所有者役割や所有者役割に対する権限もなく、フォルダー所有者でも所有者でもないユーザーが、カスタム・マクロを作成できます。
239142 カウント・フィルター演算式が正しくないためにオーディエンス・プロセスが失敗した場合に、ユーザーがフィルター演算式を削除し、条件を追加してオーディエンス・プロセスを再び実行すると、プロセスが失敗します。条件は考慮されず、代わりに前のカウント・フィルター演算式が使用されるために失敗します。オーディエンス・プロセスを正常に実行するためには、オーディエンス・プロセス構成ウィンドウを開き直して、「条件」、「保存」、「閉じる」の順にクリックする必要があります。これで、オーディエンス・プロセスは条件を考慮して正常に動作するようになります。
APAR 243895、PO06966、243897 スペース文字は、プロファイル中に '' に変換されます。
PMR 223848、245664 複数のユーザーが複数のフローチャートに同時にアクセスすると、関係ないフローチャートが Campaign に表示されます。不適切なフローチャートが表示されているように見えます。
248007 Hive のパフォーマンス: PRE - 一時テーブルにデータをロードする (抽出) ために実行される単一の INSERT ステートメントを Hive で使用すると、2000 レコードで 19 分かかります。
APAR 267287、PO07170、267288 ユーザーはユーザー定義フィールドまたはユーザー変数のテキストにアポストロフィを追加できません。
PMR 269280、269765 DB2 データベースで切り捨てが機能しません。DeleteAsTruncate プロパティーは、出力プロセスが REPLACE TABLE に構成されている場合に、 Campaign で TRUNCATE TABLE を使用するか、それともテーブルからの削除を実行するかを指定します。値が TRUE の場合、Campaign はテーブルに対して TRUNCATE TABLE を実行します。値が FALSE の場合、Campaign はテーブルに対して DELETE FROM を実行します。デフォルト値はデータベース・タイプによって異なります。 多数のクライアントが Oracle から DB2 に移行しているので、パフォーマンスの違いが非常に目立ちます。Oracle から DB2 に移行する顧客にとって、スナップショットとメール・リストのパフォーマンスを比較すると大きな違いがあります。
269785 Chrome および Safari ブラウザーでは、ロケールが日本語として設定されている場合、ラベルは「テンプレートの保存」ウィンドウのボタンにオーバーラップします。
270528 ユーザーがテーブル・フィールドを選択し、一致する表が返されなくなる検索フィルターを選択プロセスで適用しても、 「使用」ボタンと「プロファイル」ボタンが選択プロセスで有効なままです。
270814 ユーザーが「スケジューラー」ページでマウスを使用して「トリガー発生時に」ドロップダウンから値を選択することができません。
271576 WAS 8.5.0.2 に対する Campaign アプリケーションの配置がエラーで終了します。このエラーは無視できます。
271642 バージョン 10.1 からのアップグレード時のコンソール・モードのインストール、および新規インストールで、「しばらくお待ちください.....」というメッセージが複数回表示される
271676 データベース内最適化のチェック・マークが外されている場合に、DB2 および Oracle データベースの抽出テーブルが削除されません。
272253 500 を超えるテーブルがマップされている場合にユーザーが「テーブル・マッピング」ウィンドウを開くと、Campaign アプリケーションのパフォーマンスが影響を受けます。
2968 ほとんどのウィンドウにホット・キーが実装されていません。Dojo 実装では、キーボード・ショートカットを使用して一部の機能をアクティブにすることができません。ユーザーはその代わりにボタンをクリックしなければなりません。
PMR 266519、75262 「前のページに戻る」をクリックすると、ユーザー・インターフェースの表示がゆがむ場合があります。ブラウザーのコントロールではなく製品内のリンクを使用してナビゲートしてください。
該当なし IBM Campaign をポート 80 でアプリケーション・サーバー・クラスター環境に配置する場合は、 Campaign ナビゲーション URL にこのポート番号を含めないでください。以下に例を示します。http://<host>.<domain>:80/Campaign should be changed to http://<host>.<domain>/Campaign「設定」>「構成」ページの Campaign|navigation の下にある serverURL プロパティーの値を変更します。
該当なし フローチャートの実行時に、エラー「31606: 履歴テーブルが変更されました (31606: History table are changed)」が出されてメール・リスト・プロセス・ボックスの構成が解除されます。
  1. フローチャートを作成してメール・リスト・プロセスを追加する前に履歴テーブルがマップされていた場合は、問題ありません。
  2. ステップ 1 に従わない場合でも、エラーが表示された後に履歴テーブルをマップできます。フローチャートを編集し、プロセス・ボックスを構成すれば、プロセスは実行されます。
該当なし 非 ASCII データを Campaign にマイグレーションした後、 ターゲット・システムで Campaign フローチャートを開けない場合があります。セッション・フローチャートは正常に開きます。この問題を回避するには、上書きモードでキャンペーンを再度マイグレーションします。これで、フローチャートを開くことができます。
TT 062333 関連付けられた製品に関する情報が、Marketing Operations でオファーに表示されません。製品に関連付けられた Campaign でオファーを作成し、 Marketing Operations にインポートすると、関連付けられた製品に関する情報が Marketing Operations で表示されません。
270655 テーブル・マッピング: テーブルのマッピング時に、@ を含むテーブル名がサポートされます。@ のような特殊文字はテーブル名にサポートされるべきではありません。@ を含むテーブル名は以前からサポートされているため、この機能は現在更新されていません。
283637 フローチャートに 1 つのメールリスト PB が構成されている場合、同じフローチャートに別のメールリスト PB を追加すると、新しいメールリスト PB の「処理」タブ、「パラメーター」タブ、「パーソナライズ」タブで既に構成されているすべての値が、新たにドラッグしたメールリスト PB に自動的に表示されることが確認されています。
281389 Campaign をアップグレード・モードで実行している際、インストーラーは前のバージョンのレスポンス・ファイルからインストール・プロパティー・ファイルを読み込む必要があります。そのレスポンス・ファイルは前のインストールのインストール場所で使用できるためです。ただし、前のバージョンのレスポンス・ファイルからはインストール・プロパティー・ファイルを読み込みません。
280623 サンプル PB の「サンプル数」フィールドで「3」を指定し、[sample1] を 3 つのサンプルで構成します。3 つのサンプルのサンプル・サイズはそれぞれ「ランダム・サンプル・メソッド」に基づいて 50%、50% および「残りのすべてのレコード」です。フローチャートの実行後、サンプル PB を再び開くと、「残りすべて」チェックボックスにチェックマークが付けられている場合、「プロセスの実行結果が失われます。続行しますか。」というメッセージがサンプル PB に表示されます。
281697 「前のステートメントはセミコロンで終了する必要があります」というエラーのための SQL の照会セパレーター - SQL Server DB で GDPR ユーティリティーによって生成されたスクリプトを実行中、このエラーが表示されることがあります。生成されたスクリプトをスクリプトとして実行すると失敗します。このため、指定されたデータは Campaign システム・テーブルから削除されません。
283101 Chrome 「役割/権限の変更を Campaign に通知できません。eMessage OD が同期していない可能性があります。」「保存」をクリックすると、セキュリティー・ポリシーの変更がポップアップに表示されます。この動作が発生するのは、ログインしてポリシーを変更し、「保存」をクリックした後の最初の 1 回のみです。さらに、これは CHROME でのみ再現可能です。Chrome V64 と V65 でテスト済みです。
282844 「チャネル」および「開始日/終了日」で Campain オファーをソートできません。各列をクリックすると、その下のオファーが昇順でソートされるはずです。同じ列を 2 度めにクリックすると、その下のオファーは降順でソートされるはずです。
283695 IMPALA ユーザー DB のユーザー・データベースへの抽出が有効な状態で、セグメント・プロセス・ボックスの実行が失敗します。IBM Campaign サーバーに抽出する場合、このエラーは再現されません。
284436 Weblogic 12.2.1 における ear ファイル配置で Platform.war と campaign.war が機能しません。回避策は、campaign.war と unica.war を別個に配置することです。
287784 unica_svradmin command ユーティリティーを使用してフローチャートを保存すると、履歴タブが更新されません。つまり、unica_svradmin コマンド・ライン・ユーティリティーを使用して保存されたフローチャートの履歴タブ下の保存イベントは取り込まれません。
287668 JBOSS アプリケーション・サーバーで Campaign 配置を配置または再始動する際に、「モジュール配置で com.sun.jersey.api.json.JSONWithPadding クラスを定義できませんでした。Campaign.war:main」という警告が表示されます。これは無視してかまいません。
288228 IMC 側にアップロードされた日付フィールドが mm/dd/yyyy 形式でない場合、E メール・プロセス・ボックスの実行は失敗します。このデータ形式は IMC Importlist API で必要とされます。importlist API を使用して IMC にアップロードする際、日付に DELIM_M_D_YYYY(mm/dd/yyyy) 形式を使用すると、正確に動作します。
289135 TOMCAT: Tomcat アプリケーション・サーバーに配置した後、IBM Platform または Campaign が始動しないことがあります。回避策: Tomcat Web アプリケーション・ディレクトリー内の Campaign および Platform ディレクトリーを削除し、作業ディレクトリーの内容を Tomcat がインストールされているパスから削除します。
291021 マルチスレッド UBX イベントのダウンロードおよび拡張処理で、ulimit を無制限に設定する必要があり、設定しない場合、Campaign Web アプリケーション・サーバーで「java/lang/OutOfMemoryError」、「スレッドの作成に失敗しました」が表示されます。