IBM Marketing Software Hosted Services にアクセスするシステム・ユーザーの構成

eMessage コンポーネントは、ログイン資格情報の手動入力を必要とせずに、IBM® Marketing Software Hosted Services にアクセスできなければなりません。自動ログインを確立するには、Marketing Platform に、必要なアクセス資格情報を提供できるシステム・ユーザーを定義します。

ユーザー管理およびトラブルシューティングを単純にするために、既存のシステム・ユーザーがホスト・サービスおよびローカル・システム・テーブルにアクセスするように変更することができます。複数のシステムに資格情報を提供する単一のシステム・ユーザーを構成できます。例えば、Campaign システム・ユーザーの構成を変更することで、IBM Marketing Software Hosted Services および Campaign スキーマの eMessage システム・テーブルに自動的にアクセスできる単一のユーザーを作成します。

IBM Marketing Software Hosted Services にアクセスするために必要な資格情報は、ご使用のホストされたメッセージング・アカウント用に IBM から提供されるユーザー名とパスワードです。使用する資格情報は、IBM の米国のデータ・センターに接続するか、IBM が英国で保守しているデータ・センターに接続するかによって異なります。どちらのデータ・センターを使用するかを決定するには、IBM にご相談ください。

IBM Marketing Software Hosted Services と通信するシステム・ユーザーの構成方法に関する具体的な情報については、「IBM eMessage 起動および管理者ガイド」を参照してください。

システム・ユーザーおよびデータ・ソースの作成方法に関する一般情報については、「IBM Marketing Platform 管理者ガイド」を参照してください。

IBM Marketing Software Hosted Services へのパーティション・アクセスの構成

パーティション内の IBM eMessage コンポーネントは、IBM Marketing Software Hosted Services との通信を試みる際に、有効なログイン資格情報を自動的に提供できるようになっていなければなりません。そのためには、Marketing Platform ユーザーに IBM Marketing Software Hosted Services ログイン資格情報を追加する必要があります。このユーザーは、eMessage システム・ユーザーになります。

IBM Marketing Software Hosted Services 資格情報を格納するプラットフォーム・データ・ソースを、eMessage システム・ユーザーに追加できます。このユーザーは、パーティション内の Campaign システム・テーブルにアクセスするシステム・ユーザーと同じであっても構いません。

パーティションのシステム・ユーザーを構成するためのステップは、eMessage の初期インストール時に、最初のパーティションを作成するために従ったステップと同じです。IBM Marketing Software Hosted Services ログイン資格情報をシステム・ユーザーに追加する方法について詳しくは、「IBM eMessage 起動および管理者ガイド」を参照してください。

IBM Marketing Software Hosted Services にアクセスするために必要な資格情報は、最初の起動プロセスで IBM から提供されるユーザー名とパスワードです。

重要: 追加するパーティションごとに、個別のユーザー名およびパスワードを IBM に要求する必要があります。