Marketing Software Director のインストール

IBM® Marketing Software Director は、IBM Campaign アプリケーションをサポートする、または互換性のあるオペレーティング・システムにインストールできます。IBM Marketing Software Director は GUI/コンソール・モードでインストールでき、サイレント・モードのインストールはサポートしていません。

以下のようにして IBM Marketing Software Director インストーラーを実行できます。

Windows:

run IBM_MarketingSoftware_Director_11.1.0.0_win.exe

RHEL Linux / SUSE / AIX:

実行

./IBM_MarketingSoftware_Director_11.1.0.0_<os>.bin

インストールを進めるため、インタラクティブな入力がプロンプトで求められます。

サーバーおよびエージェント・インストール ロケールの選択 使用するロケールを指定します。
サーバーおよびエージェント・インストール インストール・ディレクトリーを指定します。 これは、IBM Marketing Software Director の選択されたコンポーネントがインストールされるディレクトリーの場所です。
サーバーおよびエージェント・インストール インストールするコンポーネントの選択 インストールする Director サーバーまたはエージェント・コンポーネントを選択できます。同じマシンにいずれかまたは両方のコンポーネントをインストールできます。
サーバーのインストール データベース・セットアップ 自動データベース・セットアップまたは手動データベース・セットアップのデータベース・セットアップ・オプションを選択できます。
サーバーのインストール データベース・セットアップ - データベースのタイプ - IBM Marketing Software Director サーバーを次の 3 タイプのデータベースでインストールできます。
  1. IBM DB2
  2. Oracle
  3. MS SQL サーバー
サーバーのインストール データベースの詳細 データベース・ホスト名
データベース・ポート
データベース名または SID
データベースのユーザー名
データベースのパスワード
サーバーのインストール JDBC 接続 JDBC 接続ストリングがユーザーに表示されます。
サーバーのインストール Active MQ サーバーの詳細 次のような Active MQ サーバーの詳細を指定する必要があります。
  1. Active MQ ブローカー URL
  2. Active MQ ユーザー ID
  3. Active MQ パスワード
サーバーのインストール サーバー・ポート番号 このポート番号は IBM Marketing Software Director アプリケーションにアクセスするために使用されます。
エージェントのインストール エージェント・ポート番号 このポート番号は、IBM Marketing Software Director サーバーとエージェントの通信に使用されます。

インストールが完了すると、Director_Install_MM_DD_YYYY_HH_MM_SS の名前でインストール・ディレクトリー下にあるインストール・ログを確認できます。

データ・ソースおよび ActiveMQ のパスワード: データ・ソースおよび ActiveMQ のパスワードは Application.properties ファイルで暗号化された形式であり、正しく動作する必要があります。
: データ・ソースまたは Active MQ のパスワードの期限が切れていたり、変更されている場合は、次の手順に従います。
  1. $INSTALLATION_PATH/Server/tools/bin パスに移動する必要があります。
  2. パスワードを使用して encrypt.sh ユーティリティーを実行し、パスワードを暗号化します。
  3. application.properties ファイルでこの暗号化されたパスワードに置き換える必要があります。

以下に例を示します。$INSTALLATION_PATH/Server/tools/bin/encrypt.bat -p <暗号化パスワード>

<Install_Path>/Server/Downloads Web ログおよびサーバー・ログがこの場所にダウンロードされます。以下に例を示します。フローチャート・ログ、Campaign Web ログ、リスナー・ログなど。

注: サーバー・ポート番号およびエージェント・ポート番号は、それぞれ IBM Marketing Software Director サーバーおよびエージェントによって使用されるポート番号であり、IBM Marketing Platform または Campaign アプリケーションまたは Web アプリケーション・サーバーによって使用されるポート番号ではありません。また、これらのポート番号はそのマシンで実行中のその他のアプリケーションによって既に使用されていることがなく、ネットワーク全体からアクセス可能である必要があります。