odbctest ユーティリティーの使用

odbctest ユーティリティーを使用すると、ターゲット・データベースへの Open DataBase Connectivity (ODBC) 接続をテストすることができます。 接続が確立された後、さまざまなコマンドを発行することができます。

このタスクについて

このユーティリティーは、AIX®、Solaris、Windows、および HP-UX システムでサポートされています (32 ビットのみ)。Oracle データベースおよび DB2® データベースについては、それぞれ固有のユーティリティーを使用してください。

手順

  1. Campaign サーバーのコマンド・プロンプトから、odbctest ユーティリティーを実行します。

    ユーティリティーは、次のような接続可能データベースのリストを返します。

    Registered Data Sources:
    		MS Access Database (Microsoft Access Driver (*.mdb))
    		dBASE Files (Microsoft dBase Driver (*.dbf))
    		Excel Files (Microsoft Excel Driver (*.xls))
  2. プロンプトで以下の情報を正確に入力します。
    1. 接続先のデータベースの名前 (登録済みデータ・ソースのリストから取られる)。
    2. データベース・ユーザー ID
    3. データベース・ユーザー ID に関連付けられたパスワード

    ユーティリティーは、選択の確認を求めるプロンプトは出しません。

  3. データベースに正常に接続した後、ユーティリティーは次のようなメッセージを出力し、コマンド・プロンプトを表示します。
    Server ImpactDemo conforms to LEVEL 1.
    Server's cursor commit behavior: CLOSE
    Transactions supported: ALL
    Maximum number of concurrent statements: 0
    For a list of tables, use PRINT.
  4. プロンプトで以下のコマンドを入力できます。
    • bulk [number_of_records]

      返すレコードの数を設定します (number_of_records によって指定される)。デフォルトは 1 です。

    • descresSQL_command

      SQL_command によって指定された SQL コマンドによって返される列について説明します。

    • describepattern

      pattern によって指定されたテーブル (複数可) について説明します。対応するタイプ、データ型、ストレージの長さ、精度、およびスケールを返します。

    • 出口ルーチン

      データベース接続を強制終了して、終了します。

    • help

      サポートされているコマンドのリストを表示します。

    • 印刷[pattern]

      テーブルのリストを返します。オプションで、検索 pattern を指定することもできます。

    • quit

      データベース接続を強制終了して、終了します。

    • SQL_command

      1 つの有効な SQL コマンド、または一連の SQL コマンドを実行します。

    • typeinfo

      サポートされているデータベースのデータ型のリストを返します。