高速ローダーで繰り返されるトークン

LoaderControlFileTemplate または LoaderControlFileTemplateForAppend を作成する際、アウトバウンド・テーブルのフィールドごとに一度ずつ、特別なトークンのリストが繰り返されます。

次の表で、利用できるトークンが説明されています。

表 1. 高速ローダーで繰り返されるトークン

トークン

説明

<CONTROLFILE>

このトークンは、LoaderControlFileTemplate パラメーターで指定されたテンプレートに応じて Campaign が生成する一時制御ファイルへの絶対パスおよびファイル名に置き換えられます。

<DSN>

このトークンは、DSN プロパティーの値に置換されます。DSN プロパティーが設定されていない場合、<DSN> トークンは、このデータ・ソースのカテゴリー名で使用されるデータ・ソース名に置換されます (<DATABASE> トークンの置換に使用されるのと同じ値)。

<DATABASE>

このトークンは、Campaign がデータをロードしているデータ・ソースの名前で置き換えられます。これは、このデータ・ソースのカテゴリー名で使用されるのと同じデータ・ソース名です。

<DATAFILE>

このトークンは、ロード・プロセス中に Campaign によって作成される一時データ・ファイルへの絶対パスおよびファイル名で置き換えられます。このファイルは、Campaign の一時ディレクトリー UNICA_ACTMPDIR にあります。

<NUMFIELDS>

このトークンは、テーブル中のフィールドの数に置換されます。

<PASSWORD>

このトークンは、現在のフローチャートからデータ・ソースへの接続のデータベース・パスワードに置換されます。

<TABLE>

このトークンは廃止されていますが、後方互換のためにサポートされています。<TABLENAME> を参照してください。 バージョン 4.6.3 現在、<TABLE> の代わりにそれが使用されています。

<TABLENAME>

このトークンは、Campaign がデータをロードしているデータベース表名で置き換えられます。これは、スナップショット・プロセスのターゲット・テーブルか、Campaign によって作成される一時テーブルの名前です。

<USER>

このトークンは、現在のフローチャート接続からデータ・ソースへのデータベース・ユーザーに置換されます。

これらの特別なトークンに加えて、すべての行に他の文字が含まれています。最後の行を除くすべての行に単一の文字を組み込む場合は、文字を不等号括弧で囲みます。この機能では、不等号括弧 (< >) 文字で単一の文字だけを囲むことができます。

これは、一般的には、フィールドのリストをコンマで区切るために使用されます。例えば、次の構文は、フィールド名のコンマ区切りリストを生成します。

<FIELDNAME><,>

コンマを囲む不等号括弧 (< >) 文字は、最後の行を除く、各行のすべての挿入フィールド名の末尾にコンマが存在している必要があることを示します。

どの文字シーケンスもこの要件に適合しないと、最後の行を含め、これが毎回繰り返されます。それで例えば、括弧付きの、各フィールド名の先頭にコロンを付けたフィールド名のコンマ区切りリストを生成するには、次の構文を使用します。

(
	:<FIELDNAME><,>
	)

コロンは不等号括弧 (< >) 文字で囲まれていないので、これは各行で繰り返されます。 しかし、コンマは最後の行を除く各行に現れます。次のような出力が生成されます。

(
	:FirstName,
	:LastName,
	:Address,
	:City,
	:State,
	:ZIP
	)

コンマは最後のフィールド名 (ZIP) の末尾には現れていませんが、コロンはすべてのフィールド名の先頭に現れています。