「セル・ウォーターフォール」レポートの例

この例は、「セル・ウォーターフォール」レポートを使用して出力ボリュームに影響を与えるプロセスを識別する方法を示しています。レポートは、出力に関するさまざまな割合や数量の詳細を提供します。

この例では、下記のキャンペーン・フローチャートにある「ゴールド」という選択プロセスからの出力を分析します。

例のフローチャート

このフローチャートの「セル・ウォーターフォール」レポートを、以下の図に示します。「ゴールド」セルは、レポートの上部にある「セル」リストから選択されます。そのため、レポートは「ゴールド」選択プロセスの出力を分析したものとなります。この例の場合、このフローチャートで「ゴールド」セルのパスは 1 つのみ (「ゴールド」から「適格」へ) であるため、「パス」リストは重要ではありません。「ゴールド」プロセスのボックスからフローチャート内の他のプロセスへの出力が提供されていれば、「パス」リストを使用することによってその他のシーケンスを見ることができます。

「セル・ウォーターフォール」レポートの画面キャプチャー

各セルは、その出力セル名に加えて、大括弧で囲まれた [プロセス名] で識別されます。これらの名前は、プロセス構成ダイアログの「全般」タブで割り当てられたものです。

このレポート例は、以下の過程を示しています。

  1. 「ゴールド」セルの ID が「適格」という名前のマージ・プロセスに渡されます。
  2. いくつかの ID が追加され、いくつかの ID が削除されたことが示されます。
  3. フローチャートを参照すると、プラチナ (選択) プロセスがいくつかの ID を追加したこと、およびオプトアウト (選択) プロセスがいくつかの ID を削除したことが判明します。
  4. 適格 ID (ゴールドおよびプラチナからオプトアウトを差し引いたもの) が「値層」というセグメント・プロセスに渡されます。
  5. このセグメント・プロセスにより、適格 ID が複数のコンタクト・チャネルに分割されます。

合計行には、「ゴールド」プロセスが最初に選択した ID の数が示されます。この行には、残されたゴールド ID の数と割合も示されます。