Campaign リスナーとマスター・リスナーのログの表示と構成

リスナーにより、Campaign Web アプリケーションなどのクライアントがバックエンドの分析サーバー・プロセスに接続できます。各リスナーは、独自のログ・ファイルにイベントを記録します。また、クラスター化構成の場合は、マスター・リスナーのログ・ファイルがあります。

このタスクについて

単一ノード構成の場合:

リスナー・ログ・ファイルは、リスナー・サーバー・マシンの <Campaign_Home>/logs/unica_aclsnr.log にあります。

クラスター化構成の場合:
  • 各リスナーは、独自のログ・ファイルを独自のサーバー・マシンの <Campaign_Home>/logs/unica_aclsnr.log に生成します。
  • また、ロード・バランシング、ハートビート、リスナー・ノードの選択、およびフェイルオーバーに関連するクラスター関連のイベントは、マスター・リスナーのログ・ファイルに記録されます:<campaignSharedHome>/logs/masterlistener.log<campaignSharedHome> は、インストール時に指定される共有ロケーションです。これは Campaign|campaignClustering|campaignSharedHome で構成できます。
タスク アクション Notes®
リスナー・ログ・ファイルを表示するには Campaign サーバーで、「設定」 > 「Campaign 設定」 > 「システム・ログの表示」を選択します。
注: 複数のパーティションがある場合、このオプションはセキュリティー上の理由で使用できません。

リスナーがインストールされた任意のマシンに移動して、テキスト・エディターで<Campaign_Home>/logs/unica_aclsnr.log を開くこともできます。

ログが新しいブラウザー・ウィンドウで開きます。ログ・ファイルを開いた後で発生したイベントは、リストに含まれません。
マスター・リスナー・ログを表示するには (クラスター化構成のみ) マスター・リスナー・サーバーで、テキスト・エディターを使用して <campaignSharedHome>/logs/ masterlistener.log を開きます。 どのマシンがマスター・リスナーかわからない場合は、「Campaign | unicaACListener | node [n] | masterListenerPriority」を探します。
各リスナー・ノードのロギングを構成するには
  1. 「設定」 > 「構成」
  2. 「Campaign | unicaACListener」に移動して、「log」で始まる設定を調整します。
ロギングの構成方法に応じて、各リスナーが 1 つのログ・ファイル、または unica_aclsnr.log.1unica_aclsnr.log.2、のような順番に名前の付いた複数のログ・ファイルを生成します。
マスター・リスナー・ロギングを構成するには (クラスター化構成のみ)
  1. 「設定」 > 「構成」
  2. Campaign | campaignClustering
このタスクを実行するには、IBM® Marketing Platform「構成の管理ページ」の権限が必要です。
診断目的でトレース・ロギングを有効にする方法
  1. 次の項目を setenv.sh ファイルまたは setenv.bat ファイルに追加します: UNICA_ACTRACE=Trace
  2. リスナーを再始動します。

トレース・ロギングは IBM サポートと共に作業するときに役立ちます。トレース・ロギングを有効にすると、トレース・イベントが unica_aclsnr.log とフローチャート・ログ・ファイル <flowchart>.log の両方に書き込まれます。

トレース・イベントは、ログ・ファイル内で [T] によって識別されます。

注: トレース・ロギングはパフォーマンスを低下させることがあるので、完了した後には必ず無効にしてください (行をコメント化してリスナーを再始動します)。