WCA テーブル
- UA_EmailClick
- UA_EmailOpen
- UA_EmailSend
- UA_EmailBounce
- UA_EmailOptOut
- UA_InteractedSMS
- UA_Mob_Push_Send
- UA_SentSMS
- UA_SimpNot_AppOpened
- UA_SimpNot_URLClicked
- UA_Gen_Event_Record
顧客情報は、Campaign システムで使用される追加のオーディエンス履歴テーブルにも存在する可能性があります。したがって、Campaign ユーザーは、追加の履歴テーブルからレコードを削除するために、追加のオーディエンス・レベル用の GDPR プロパティー・ファイルを構成できます。
注:
- 戦略的セグメントからの顧客情報の削除: 顧客情報は、<CAMPAIGN_HOME>/partition/partition1/segments にある戦略的セグメント (.bin ファイル) にも存在する可能性があります。これらの bin ファイルから顧客情報を削除するには、ユーザーは以下の手順に従う必要があります。
- Campaign ユーザー・データベースを更新/削除して、(Campaign システムから消去する必要がある) 顧客レコードを削除します。
- 戦略的セグメントの作成元のすべてのフローチャートを実行します。
- スナップショットおよびメール・リスト/コール・リスト・プロセス・ボックスによって生成された出力ファイル/テーブルからの顧客情報の削除: ユーザーは、ユーザー・データベースから顧客情報を削除し、スナップショットおよびメール・リスト/コール・リスト・プロセス・ボックスが使用されるすべてのフローチャートを再実行する必要があります。
既存の/古い出力ファイルの場合: お客様は、(Campaign システムで消去する必要がある) ユーザー・レコードを出力ファイルで確認し、削除する必要があります。
- Create_seg、抽出およびセグメント・プロセス・ボックスによって生成された一時テーブル (UACS および UAC_EX) からの顧客情報の削除: ユーザーは、ユーザー・データベースから顧客情報を削除し、Create_seg、抽出およびセグメント・プロセス・ボックスが使用されるすべてのフローチャートを再実行する必要があります。注: セグメント・プロセス・ボックス: これは、「抽出テーブルの作成」構成チェック・ボックスが選択されているセグメント・プロセス・ボックスにのみ適用されます。
- Campaign システム・データベースでこれらの delete ステートメントを実行するとき、IBM Campaign アプリケーションでダウン時間が必ず発生します。
- Campaign ユーザーは、Campaign システムから消去するユーザー・レコードを、Campaign ユーザー・データベースから必ず削除する必要があります。IBM Campaign GDPR ユーティリティーは、ユーザー・レコードを削除しません。
- Campaign GDPR ユーティリティーが行うのは、delete ステートメントの提供のみです。Campaign ユーザーは、これらの delete ステートメントを DBA と共有し、その DBA に delete ステートメントのレビューを依頼する必要があります。その後、構成されているすべてのパーティションの Campaign システム・テーブルでその delete ステートメントを実行する必要があります。
- Campaign GDPR ユーティリティーによって生成された delete ステートメントには、commit ステートメントは含まれません。ユーザーは、必要に応じて自動コミット設定を設定することや、手動コミットを実行することができます。
- すべての追加履歴テーブルに対して索引を作成しておくことをお勧めします。これにより、削除操作の速度が向上します。
- Campaign GDPR ユーティリティーは、前述のテーブル内にない (Campaign システムで消去する必要がある) 顧客レコードは削除しません。Campaign ユーザーは、これらのレコードの削除を自分で行う必要があります。これには、Campaign の一時テーブル、出力フラット・ファイル、Campaign から生成されたカスタム出力テーブルなどが含まれる場合があります。
- UA_CONTACTHISTORY テーブルに参照データがある場合、UA_OfferHistAttrib、UA_TREATMENT、UA_OfferHistory などの参照テーブルのデータは削除されません。例えば、1 つのオファー/複数のオファーが複数の顧客 (例えば、CustomerID = 1、2、3、4、5) に付与され、ユーザーが CustomerID =1 のみ削除したい場合、CustomerID = 2、3、4、5 がそれらの参照テーブル内のデータを参照しているため、参照テーブルのデータは削除されません。
- GDPR に関連するすべてのファイルおよび実行可能ファイルは、パス <CAMPAIGN_HOME>/tools/GDPR にあります。
- この gdpr_purge ユーティリティーは、eMessage に関連するテーブルの delete ステートメントは生成しません。
- IBM Contact Optimization の GDPR: Contact Optimization で使用するファイル/データは Campaign から取得されます。したがって、Campaign で GDPR ユーティリティーを実行する場合、Contact Optimization でもそのデータが使用されます。このため、IBM Contact Optimization では個別の GDPR プロセスは必要ありません。 注: ただし、Campaign で GDPR ユーティリティーが実行された後、各レコードを更新するために、Contact Optimization セッションを再実行する必要があります。