ディメンション階層の作成

外部テーブルやフラット・ファイルでディメンション階層を定義したら、IBM® Campaign でディメンション階層を作成できます。

始める前に

IBM Campaign でディメンション階層を作成する前に、ユーザーまたは IBM コンサルティング・チームは、データマート内のデータベース表、区切り記号付きフラット・ファイル、または固定幅フラット・ファイルに、ディメンション階層定義を作成する必要があります。

これは Campaign の外部で行われる操作です。

ディメンション階層の最下位では、未加工 SQL 式または純粋な (カスタム・マクロ、ユーザー変数、ユーザー定義フィールドのない) IBM Marketing Software 式を使用して、各 bin の個別オーディエンス ID メンバーシップを定義する必要もあります。

手順

以下のステップを実行して、IBM Campaign にディメンション階層を作成します。

  1. 次のいずれかの方法を使用することにより、「ディメンション階層」ダイアログを開きます。
    • フローチャートを編集する際に、「管理」メニュー を開き、「ディメンション階層」を選択します。
    • 「Campaign 設定」ページから、「ディメンション階層の管理」をクリックします。
  2. 「ディメンション階層」ダイアログで、「ディメンションの新規作成」をクリックします。
  3. 新規ディメンション階層の詳細を入力します。
    • 「ディメンション名」
    • 「説明」
    • ディメンション階層の「階層数」。このディメンション階層をマップするテーブルの階層レベルに対応している必要があります。
    • このディメンション階層をキューブの基本として使用する場合は、「要素は相互に排他的です」にチェック・マークを付けておく必要があります (デフォルトでは、このオプションにチェック・マークが付いています) そうしないと、キューブ内でエレメントがオーバーラップできないため、このディメンション階層を使用してキューブを作成するときにエラーを受け取ります。

      単に戦略セグメントからの選択用にディメンション階層を作成する場合は、このオプションを無効にしてオーバーラップ定義を作成することも可能です。ただし、作成するディメンション階層をキューブの作成にも戦略セグメントでも自由に使用できるように、非オーバーラップ・ビンを作成することをお勧めします。

  4. 「テーブル・マッピング」をクリックします。

    「テーブル定義の編集」ダイアログが開きます。

  5. ディメンション階層テーブルをデータベース内のテーブルかまたはディメンション階層定義が含まれるフラット・ファイルのどちらかにマップするには、ベース・レコード・テーブルから既存のデータベース表へのマッピングの手順に従ってください。

    ディメンション階層のマッピングを完了すると、「ディメンションの編集」ダイアログに戻ります。 この時点で、そこには新しいディメンション階層の詳細が表示されています。

  6. 「OK」をクリックします。
  7. (オプション、ただし推奨) 「保存」をクリックすることにより、テーブル・カタログで将来使用するためにディメンション階層を保管できます。ディメンション階層を保管すると、そうした階層を再作成しなくても、別の使用目的で後で取り出したり、他のユーザーと共有したりできます。