での Cloudera Impala ベースの Hadoop ビッグデータ・ソースの使用 Campaign
IBM® Campaign では、Cloudera Impala™ ベースの Hadoop® 実装環境をユーザー・データ・ソースとして使用できます。
注: Campaign 用の Hadoop Impala ユーザー・データ・ソースを準備する方法については、「IBM Campaign インストール・ガイド」を参照してください。
Impala ベースの Hadoop ビッグデータ・システムに対応できるよう構成したシステムであれば、以下のことが可能になります。
- Campaign へのデータの取り込み:IBM Campaign のユーザー・データ・ソースとして、Impala ベースの Hadoop ビッグデータ・システムを使用します。例えば、ビッグデータ・インスタンスから取り込んだ顧客アカウント・データを使用するマーケティング・キャンペーン・フローチャートを作成し、特定のアカウントのタイプや残高に応じてターゲットの顧客を絞り込む、といった操作が可能になります。初期構成の手順については、「IBM Campaign インストール・ガイド」を参照してください。
- Campaign からのデータのエクスポート:IBM Campaign のコンテンツを Impala ベースの Hadoop ビッグデータ・システムに送信します。そのためにまず、他のデータ・ソース (DB2® や Oracle のデータベースなど) からユーザー・データを取り出すマーケティング・キャンペーン・フローチャートを作成できます。その Campaign フローチャートを使用して、特定の市場セグメントを作成してから、フローチャートのスナップショット・プロセスでそのセグメントをビッグデータ・インスタンスに再びエクスポートする、という流れです。Impala へのデータ・エクスポートの構成については、「IBM Campaign 管理者ガイド」を参照してください。
- データベース内の最適化のために一時テーブルを作成できます。IBM Campaign のデータベース内最適化機能を使用すれば、フローチャートのパフォーマンスを向上させることができます。データベース内最適化がオンになっている場合、処理はデータベース・サーバー上で行われ、出力は可能な限りそのデータベース・サーバー上の一時テーブルに保管されます。詳しくは、useInDbOptimization に関する資料をお読みください。