カスタム属性の作成または編集

キャンペーン、オファー、またはターゲット・セル・スプレッドシート上のセルで使用するためにカスタム属性を定義できます。属性を作成する際、キャンペーン、オファー、またはセルでその属性を使用できるかどうかを指定します。この選択は、属性の保存後には変更できません。

始める前に

キャンペーン、オファー、セルの属性を追加/変更する権限が必要です。

手順

  1. 「設定」 > 「Campaign 設定」を選択します。
  2. 「テンプレートとカスタマイズ」セクションで、「カスタム属性の定義」をクリックします。
  3. 「カスタム属性の追加」アイコン用紙と正符号が描かれたアイコンをクリックするか、変更対象の属性名をクリックします。
  4. 属性を定義します。
    オプション: アクション:
    属性表示名

    ユーザーが対象属性を識別するためのラベルを指定します。例えば、「Interest Rate」(利率) などとします。属性の表示名での二重引用符の使用は、ターゲット・セル・スプレッドシートではサポートされていません。ターゲット・セル・スプレッドシートでは、属性の表示名に対する特殊な装飾はエスケープされます。例えば、ターゲット・セル・スプレッドシートでの列名は、太字の赤色のテキストで表示される代わりに、正確に<strong style=\"color: red;\">Name</strong> として表示されます。

    注: Campaign によって提供されている標準のオファー属性名は変更できません。
    内部名

    IBM® Marketing Software 式 (照会、カスタム・マクロなど) を作成するときにこの属性を識別するための名前を指定します。「属性表示名」と同じ名前を、スペースなしで使用します (例えば、「InterestRate」(利率))。

    内部名はグローバルに固有の名前でなければならず、先頭文字を英字にする必要があります。さらに、スペースを含めることができず、大/小文字の区別はありません。

    エラーを避けるため、フローチャートで使用されている属性の内部名は変更しないでください。

    分類

    対象属性を使用できる場所を示します。このオプションは、属性の保存後には変更できません。

    • 「Campaign」属性は、既に存在しているキャンペーンも含め、すべてのキャンペーンに組み込まれます。
    • オファー属性は、オファー・テンプレートで使用できます。オファー・テンプレートにこの属性を組み込むと、そのテンプレートに基づくすべてのオファーにその属性が組み込まれます。
    • 「セル」属性は、既に存在しているキャンペーンも含め、すべてのキャンペーンのターゲット・セル・スプレッドシートに組み込まれます。
    説明 オプションです。
    必須

    対象属性で値が必要である場合、「必須」を選択します。この設定により、以下の結果が生じます。

    • キャンペーンの場合、ユーザーは属性の値を指定する必要があります (このフィールドは空白にはできません)。
    • セルの場合、ユーザーはターゲット・セル・スプレッドシートに値を指定する必要があります (このセルは空白にはできません)。
    • オファーの場合、管理者は、属性がオファー・テンプレートに追加されるときに値を指定する必要があります。ユーザーがオファーを作成または編集するときに別の値を指定した場合を除き、そのテンプレートに基づくすべてのオファーで、この指定値が使用されます。
      注: オファー・テンプレートに「静的属性」、「表示されない静的属性」または「パラメーター化された属性」としてオファー属性を追加する場合、その属性が「必須」として定義されていない場合でも、値が常に必要になります。

    属性が使用されているときにこのオプションを変更する場合:

    • 「必須」を必須でない設定に変更すると、その属性が使用されるときに値が必要でなくなります。
    • 必須でない設定を「必須」に変更すると、今後この属性が使用されるときには必ず値が必要になります。この変更による既存のオブジェクトへの影響は、それを編集する場合を除いて、ありません。例えば、「編集」モードでキャンペーン、ターゲット・セル・スプレッドシート、またはオファーを開くとき、保存する前に値を指定する必要があります。
    フォーム要素タイプ

    オファーまたはセルの属性フィールドに保管されるデータの型を指定します。

    重要: カスタム属性を追加した後に、そのデータ型を変更することはできません。
  5. 選択した「フォーム要素タイプ」によっては、さらに情報を指定します。
    選択したフォーム要素タイプ: アクション:
    テキスト・フィールド - 数値

    小数点以下に表示される桁数を指定します。

    注: 既存の属性に関してこの値を小さくすると、ユーザー・インターフェースでの表示は切り捨てられます。ただし、元の値はデータベースに保持されます。
    テキスト・フィールド - 通貨 小数点以下の桁数を指定します (上を参照)。
    重要: 通貨値には、その地域通貨で通常使用される小数点以下の桁数が反映されます。小数点以下の桁数を通常使用される数よりも小さい値に指定した場合、通貨の値は切り捨てられます。
    テキスト・フィールド – ストリング

    「最大ストリング長」を指定して、対象属性の値として保管する最大バイト数を示します。例えば、32 と入力すると、英語などの 1 バイト言語の場合には 32 文字が格納されますが、2 バイト言語の場合には 16 文字しか格納されません。

    重要: 既存の属性の長さを小さくすると既存の値は切り捨てられるので、そのフィールドが突き合わせのために使用される場合には、レスポンス・トラッキングに不具合が生じる可能性があります。
    選択ボックス – ストリング
    • 「最大ストリング長」を指定します (上を参照)。

    • オプションで、「編集フォーム内からのリスト項目の追加を許可」にチェック・マークを付けると、この属性が組み込まれるキャンペーン、オファー・テンプレート、またはオファーをユーザーが作成または編集するときに、使用可能な値のリストに新しい固有値を追加できます。(このオプションはセルには適用されません。) 例えば、オファー・テンプレートの「選択ボックス」にという値が設定されている場合、オファーの作成時やオファー・テンプレートの編集時に、ユーザーは特大という値を追加することができます。

      重要: ユーザーは、キャンペーン、オファー・テンプレート、またはオファーを一度保存すると、新しいリスト項目を削除できなくなります。値はカスタム属性定義に保存されて、すべてのユーザーが使用できるようになります。管理者のみが、カスタム属性を変更することによってリストから項目を削除できます。
    • 「選択ボックス」で選択可能な項目を指定するために「使用可能な値のソース・リスト」にデータを設定します。「新規項目または選択した項目」フィールドに値を入力し、「承認」をクリックします。値を削除するには、それを「使用可能な値のソース・リスト」で選択し、「削除」をクリックします。
    • オプションで、「選択ボックス」の「デフォルト値」を指定します。そのデフォルト値がキャンペーン、オファー、またはターゲット・セル・スプレッドシートで使用されますが、ユーザーがキャンペーン、オファー、またはセルを作成または編集するときに別の値を指定した場合にはその値が使用されます。
    • 「ソート順」を指定して、リスト内で値が表示される方法を決定します。
  6. 「変更を保存」をクリックします。