実行中のフローチャートのスケジュール・プロセス

実行中のフローチャートでプロセスを開始するようスケジュール・プロセスを構成します。スケジュール・プロセスは、そのフローチャートが実行されている場合のみ動作します。

手順

  1. フローチャートを編集用に開きます。
  2. スケジュール・プロセス カレンダーと時計 をパレットからフローチャートにドラッグします。
  3. フローチャートで「スケジュール」プロセス・ボックスをダブルクリックします。

    「スケジュール・プロセス構成」ダイアログ・ボックスが開きます。デフォルトでは、「スケジュール」タブが開いています。

  4. 「スケジュール」タブで、以下のとおり、スケジューリングの条件を指定します。
    1. 「日」「時間」、および「分」の各フィールドに適切な値を入力して、「実施期間」の値を指定します。「実施期間」は、スケジュール・プロセスがアクティブになる時間の合計です。デフォルトでは、「実施期間」は 30 日です。
    2. 「実施頻度」ドロップダウン・リストから実行頻度を選択し、以降の接続プロセスをスケジュール・プロセスがいつアクティブにするかを正確に指定します。
      • 「1 回のみ」を選択すると、追加された他のスケジュール・オプションに関係なく、フローチャートは 1 回のみ実行されます。他の値が選択されると、スケジュール・オプションは OR ステートメントとして接続され、スケジュール・プロセスは、いずれかのオプションが満たされたときに、そのスケジュール・プロセスが接続されているプロセスを開始します。
      • 満たされる最初のオプションによって、スケジュールの実行が開始されます。「実施頻度」が唯一の有効なオプションであり、その設定が「1 回のみ」である場合、プロセスは即時に実行されます (遅延またはユーザー承認が有効になっていない場合)。
      • 「時間」および「分」フィールドを使用すると、スケジュールを実行する時間を指定できます。時間の入力形式は、24 時間制 (「ミリタリー・タイム」とも呼ばれます) に基づいています。すなわち、9 時 30 分は 9:30 a.m. であり、22 時 45 分は 10:45 p.m です。時間基準が 24 時間であるため、a.m. または p.m. を指定する必要はありません。
  5. 「実施頻度」リストから「カスタム設定」を選択した場合、次のオプションのいずれかまたは両方を使用して、スケジュールがいつ実行されるか指定できます。
    • 「日時指定」を選択して、処理が実行される日時を指定します。複数のエントリーはコンマで区切る必要があります。「カレンダー」をクリックし、カレンダーから日時を選択します。
    • スケジュールがイベントによってトリガーされるようにする場合は、「トリガー指定」を選択します。

      名前付きトリガーは、「オプション」>「保管されたトリガー」を使用して定義する必要があります。このスケジュール・プロセスをアクティブ化できる各トリガーの名前を入力します。複数のトリガーは、コンマで区切ります。トリガー名には、コンマを除く任意の文字を使用できます。トリガー名は、固有でなくてもかまいません。複数のキャンペーンまたはフローチャートで同じトリガーを使用して、それらのキャンペーンまたはフローチャートをすべて同時にアクティブ化することができます。

      詳しくは、着信トリガーと発信トリガーを参照してください。

  6. 遅延させるか、許可を求めるよう指定する場合は、次のオプションのいずれかまたは両方を使用します。
    • 「実行時に承認が必要」を選択すると、他のスケジュール条件が満たされるたびに、ユーザー承認を求めるプロンプトが表示され、特定の承認が行われない限り、スケジュール・プロセスはアクティブ化されません。このオプションは他のあらゆるスケジュール・インディケーターに優先し、承認が行われない場合は、プロセスは開始されません。
      注: 接続されたクライアントでフローチャートが実行される場合、ユーザー承認はそのクライアントを介してのみ実行できます。クライアントが接続されていない場合は、キャンペーンに対する読み取り/書き込み権限を持つ任意のユーザーがその続行を承認できます。
    • 「実行前の遅延期間」を選択する場合、「日」「時間」、および「分」の各フィールドを使用して、スケジュール条件が満たされた後、プロセスが実行される前に待機する時間を指定します。この遅延は、指定された他のすべてのスケジュール・オプションに適用されます。例えば、スケジュール・プロセスが、月曜日の朝 9:00 a.m. に 1 時間の遅延時間で実行されるように構成されている場合、後続のプロセスは 10:00 a.m. に実行を開始します。
  7. (オプション) スケジュールの実行が完了した後で送信するトリガーを指定します。

    「実施後トリガー実行」を選択すると、Campaign は、スケジュール・プロセスがアクティブ化されるたびに 1 つ以上のトリガーを実行します。発信トリガーはコマンド・ライン (バッチ・ファイルまたはスクリプト・ファイルが可能) を実行します。名前付きトリガーは、「オプション」>「保管されたトリガー」を使用して定義する必要があります。トリガー名を複数指定する場合は、コンマで区切る必要があります。

  8. (オプション)「全般」タブをクリックして、名前と説明する注釈を割り当てます。

    フローチャート内のプロセス・ボックスに名前が表示されます。フローチャート内のプロセス・ボックス上にマウス・カーソルを移動させると、注釈が表示されます。

  9. 「OK」をクリックします。

タスクの結果

プロセスが構成され、フローチャート内で使用可能な状態で表示されます。予期される結果をプロセスが返すかどうかを確認するために、プロセスをテストできます。