R5 Shared Database Workload

R5 Shared Database Workload では、アクティブユーザーが実行する共有データベース操作がシミュレートされます。これらの操作には、ビュー操作、未読文書のナビゲーション、文書の閲覧、共有データベースでの文書の追加または更新があります。

このタスクについて

このテストでは、次の測定結果が得られます。

  • 完了した Notes® 操作のスループット
  • サポートされる最大ユーザー数
  • 最大キャパシティのときの平均応答時間
注: R5 Shared Database スクリプトを確認できます。
1. スクリプトの設定

設定

最初のディスク要件

SUT 上に 300 から 400 MB の空き容量。

以降のディスク要件

メールテストに必要な容量の半分。

手順

  1. Server.Load を使用するためにクライアントとサーバーの設定が完了していることを確認します。
  2. Domino® Administrator クライアントで Server.Load を開始します。
  3. [Test Type] フィールドで [Built-in] を選択し、リストから [R5 Shared Database test] を選択します。
  4. [Test Parameters] タブをクリックします。複数のクライアントからテストを実行する場合、それぞれのクライアントからテストを実行するたびに [Starting Thread No] パラメータ値を増分します。
  5. [Script Variables] タブをクリックし、次の表の値を入力します。
    2. スクリプト変数

    変数

    アクション

    MailServer

    メールサーバーの正規名を入力します。例: CN=MailServer1/O=Renovations

    DiscussionDB

    テスト用のディスカッションデータベースの名前を入力します。

    DiscTemplate

    ディスカッションデータベースで使用されるテンプレートの名前を入力します。

    NBTestReset

    次のいずれかの値を入力し、テスト開始時の既存文書の処理方法を制御します。

    • 1 -- 既存の文書を削除する。
    • 0 -- 既存の文書を無視する。
    注: 削除される文書の数は、変数 MaxDocToDelete で設定されている値に依存します。

    MaxDocToDelete

    テストの開始時に削除する文書の数を入力します。文書の削除が完了すると、文書の初期カウント数がリセットされます。

    NumMailNotesPerUser

    データベースに最初に埋め込むために作成する文書の数を入力します。

    DiscDbAddDocRate

    各ユーザーに追加する文書の数を入力します。

  6. オプション: [Stop Conditions] タブをクリックして、停止条件を設定します。
  7. [実行] をクリックします。
  8. オプション: モニターする測定基準を選択します。
  9. オプション: [Server to receive console commands] フィールドに SUT の名前を入力します。
  10. [Start Test] をクリックします。