4. TOTP の安全なメール操作を使用可能にする

オプションで、Notes ID を持つ Web ユーザー (iNotes ユーザーなど) のメールのセキュリティー保護操作 (暗号化解除、暗号化、署名) のサポートを構成できます。

このタスクについて

セキュリティー・ポリシーと ID ボールト構成によって有効にすると、ID ファイルはメモリにダウンロードされ、Web ユーザーが TOTP を有効にしている場合にメールの安全な操作に使用されます。ダウンロードは、最初の TOTP 認証中、または安全なメール操作が試行され、ID ファイルがメモリに存在しない場合に行うことができます。

手順

  1. ID ボールトに使用するセキュリティー設定文書で、TOTP の安全なメール操作を有効にします。
    1. セキュリティー設定文書を開き、[ID ボールト] タブをクリックします。
    2. [TOTP ベースの ID ダウンロード] セクションの、[ID ボールトを使用した TOTP 認証を許可] フィールドで [はい] を選択します。
    3. TOTP を使用しない Web ユーザーが安全なメール操作のために Notes ID を引き続きダウンロードできるようにするには、[ID ボールトを使用したパスワード認証を許可][はい] を選択します。すべての Web ユーザーが Notes ID をダウンロードするために TOTP を使用するように要求するには、[いいえ] を選択します。
  2. ボールトの設定文書で、ID ボールトを使用し、TOTP および安全なメール操作が有効になっているサーバーを指定します。
    1. ボールト・データベースを開きます。
    2. 設定文書を開きます。
    3. [Non iDP authentication login] セクションで、すべての Domino Web メール・サーバー名を [信頼できるサーバー] フィールドに指定します。