デスクトップポリシーの診断設定を指定する

ポリシーのユーザーから診断データを自動的に収集するメソッドを指定するには、デスクトップ設定文書の [診断] タブを使用します。

このタスクについて

[診断] タブが表示されない場合は、タブの端にあるスクロール矢印をクリックしてください。

手順

[診断] タブで、以下のフィールドに必要な情報を入力します。
1. [診断] のフィールドとアクション
フィールド アクション
診断情報レポートのメール受信データベース

クライアントクラッシュの診断レポートをメールする送信先のデータベースを選択します。

診断情報レポートを送信するためにプロンプトを表示

新しく作成したグループのオプションとして、

  • [はい] -- (デフォルト) クライアントのクラッシュの後、診断レポートをメール受信データベースに送信するかどうかを確認するプロンプトがユーザーに対して表示されます。
  • [いいえ] -- この機能をユーザーに認識させないようにします。診断レポートは、自動的にメール受信データベースに送信されます。
コメントのためにプロンプトを表示

新しく作成したグループのオプションとして、

  • [はい] -- ユーザーに対して、クライアントのクラッシュ時に行っていた操作を記録するためのメッセージが表示されます。[診断情報レポートを送信するためにプロンプトを表示] フィールドで [はい] を選択した場合のみ、[はい] を選択します。
  • [いいえ] -- ユーザーはコメントを入力できなくなります。
添付ファイルに取り込む診断情報メッセージの最大サイズ (MB)

添付ファイルも含めて、診断情報メッセージの最大サイズを指定します。デフォルトは 5 MB です。

添付する NSD 出力の最大サイズ (MB)

メッセージに添付する NSD 出力データの最大サイズを指定します。デフォルトは 2 MB です。

添付するコンソール出力ファイルの総量 (KB)

デフォルト値 10240 を使用するか、10 MB から 1 KB までの間で別の値を入力します。最大値は 10240 です。この値は CONSOLE.LOG ファイルの最後からさかのぼってどこまでの部分を送るかを表すものです。

診断情報ファイルのパターン

Domino® が検索するファイル名のパターンを入力します。パターンが存在し、ファイル DIAGINDEX.NBF にリストされている場合、ファイルはメール受信データベースに送信されるメッセージに添付されます。DIAGINDEX.NBF には、クラッシュしているクライアントまたはサーバーのインスタンスに関連するすべてのファイルが格納されます。例えば、ファイルパターンは次のとおりです。addin_log*.txt。このパターンに基づいて、以下のファイルが見つかります。addin_log1.txtaddin_log_2004_11_23@16_21_20.txt

指定された日数後に診断情報ファイルを削除

新しく作成したグループのオプションとして、

  • [いいえ] -- (デフォルト)。[いいえ] を選択すると、クライアント上の診断情報ファイルを自動的に削除しないというデフォルト設定が有効となります。
  • [はい] -- [はい] を選択した場合は、診断情報ファイルをクライアントから削除するまでの日数を入力します。[診断情報ファイルを残す日数] フィールドが表示されます。
診断情報ファイルを残す日数

このフィールドは、[指定された日数後に診断情報ファイルを削除] が [はい] に設定されている場合にのみ表示されます。デフォルト値の 365 日間を使用するか、クライアントから診断情報ファイルを削除するまでの日数を入力します。