デスクトップポリシーの基本設定を指定する

デスクトップ設定文書を作成した後、[基本] タブを使用して、ポリシーのユーザーの一般オプションを指定します。これには、ホームページ/Welcome ページ、ロケーション、サーバー、メールテンプレート情報、カレンダー機能とスケジュール機能、メニューの各オプションが含まれます。

手順

  1. Domino® Administrator で [ユーザーとグループ] タブを選択し、[設定] ビューを開きます。
  2. [設定の追加] をクリックしてから、[デスクトップ] を選択します。
  3. [基本] タブで、次のフィールドに必要な情報を設定します。
    • [名前] -- 設定のユーザーを識別する名前を入力します。
    • [説明] -- 設定の詳細な説明を入力します。
  4. [ホームページ/Welcome ページのオプション] で、以下のフィールドに必要な情報を入力します。
    1. [ホームページ/Welcome ページのオプション] のフィールドとアクション
    フィールド アクション
    共通 Welcome ページデータベース

    カスタム Welcome ページやカスタムマイワークページを含むデータベースを参照するデータベースリンクを追加します。

    デフォルト Welcome ページ

    次の操作のいずれかを行います。

    • Notes® を起動したときに表示される Welcome ページを選択します。
    • デフォルトまたはカスタムの Welcome ページの代わりに、Notes® のマイワーク Welcome ページを表示しユーザーが使用できるようにする場合、[ワークプレース] を選択します。
    • デフォルトの Welcome ページがない場合は、[デフォルト Welcome ページなし] を選択します (デフォルト)。
    ホームページの選択

    ユーザーが自分のホームページを選択できないようにする場合は、このオプションを選択します。このチェックボックスを選択すると、ポリシー内で定義されている Welcome ページやマイワークページを変更できません。

  5. [「使い方」ページのオプション] で、以下のフィールドに必要な情報を入力します。
    2. [使い方] ページのオプションとアクション

    フィールド

    アクション

    [使い方] ページ

    [使い方] ページをホームページとして設定する場合、または表示しない場合に選択します。

    最初に表示されるタブ

    [使い方] ページを表示することを選択した場合は、最初に表示する [使い方] ページタブを以下から選択します。

    • 新機能
    • 新規ユーザー向け
    • ヒント
    • クイックリンク

    外部コンテンツにリンク

    ユーザーが外部リンクにアクセスできないようにする場合は、[非表示] を選択します。

    ビデオリンク

    ビデオリンクを表示するか非表示にするかを指定します。ビデオリンクを内部の (外部でない) リンクとするよう指定することもできます。

    [クイックリンク] タブ

    [使い方] ページの [クイックリンク] タブに表示されるアプリケーションのリンクを指定します。

  6. [ロケーションオプション] で、プライベートロケーション文書を使用可能にするかどうかを指定します。プライベート・ロケーション文書の作成者となるユーザーは、ロケーション文書の [プリファレンス] > [詳細] タブにある [指定ユーザー] フィールドで、誰がこの文書を使用できるかを指定します。
  7. オプション: [Instant Messaging プロバイダ] を有効にして、HCL Sametime® Instant Messaging を有効にします。
  8. [サーバーオプション] で、以下のフィールドに必要な情報を入力します。
    3. [サーバーオプション] のフィールドとアクション

    フィールド

    アクション

    カタログ/ドメイン検索サーバー

    ドメイン検索に使用するサーバーの名前を選択します。

    Domino® ディレクトリサーバー

    ユーザーに使用させたい Domino® ディレクトリがあるサーバーの名前を入力します。

    HCL Instant Messaging サーバー

    Instant Messaging との接続に使用するサーバーの名前を入力します。

  9. 以前のメールテンプレートから変換するときは、[メールテンプレート情報] の以下のフィールドに必要な情報を入力します。
    4. [メールテンプレート情報] のフィールドとアクション

    フィールド

    アクション

    メールファイルをアップグレードする前にプロンプトを表示

    次の操作のいずれかを行います。

    • [はい] をオンにして、メールファイルのアップグレード前にユーザーに通知します。このオプションを使用すると、ユーザーはアップグレードを延期できます。
    • オフ (デフォルト) にして、通知なしでアップグレードします。

    古いメールテンプレート名

    デフォルトのアスタリスク (*) では、どのメールテンプレートでも使用できます。

    現在使用しているテンプレートの名前を入力します。

    このバージョンの Notes が実行している場合:

    このメールテンプレートを使用

    Notes® クライアントのビルドバージョンを入力します。日付は含めず、日付より前のテキストをすべて含めてください。すべてのバージョンをアップグレードするには、アスタリスク (*) を使用します。

    Notes® の特定のバージョンに使用するメールテンプレートのファイル名を入力します。

    200 以上のカテゴリを変換する

    デフォルトによって、変換時に作成されるフォルダの数は 200 個に制限されます。次の操作のいずれかを行います。

    • [はい] をオンにして制限を上書きし、必要な数のフォルダを作成します (デフォルト)。
    • オフにして、制限を適用します。

    アップグレードするメールファイルを、IMAP メールクライアントから使用する

    次の操作のいずれかを行います。

    • メールファイルを IMAP メールクライアントで使用する場合はオンにします。
    • IMAP を使用しない場合はオフにします (デフォルト)。

    カスタムフォルダの設計をアップグレード

    変換しても、個人フォルダは自動的にアップグレードされません。次の操作のいずれかを行います。

    • [はい] をオンにして、設計のアップグレードにカスタムフォルダを含めます (デフォルト)。
    • オフにして、設計のアップグレードからカスタムフォルダを除外します。

    フォルダのデザインをアップグレードする前にプロンプトを表示

    次の操作のいずれかを行います。

    • [はい] をオンにして、メールフォルダの設計のアップグレード前にユーザーに通知します。ユーザーはアップグレードを延期できます。
    • オフ (デフォルト) にして、ユーザーに通知せずにフォルダの設計をアップグレードします。

    メールのアップグレード状態を管理者へ通知

    アップグレード前にユーザーに通知する場合は、メールのアップグレードステータス情報を受け取る管理者の名前を入力します。

  10. [ブラウザオプション] で、以下のフィールドに必要な情報を入力します。
    5. [ブラウザオプション] のフィールドとアクション

    フィールド

    アクション

    Standard 版クライアントでのリンクのクリック時に使用するブラウザ:

    [この OS のデフォルトとして設定] または [このクライアントに埋め込み] を選択します。デフォルトでは、ユーザーが既に行った設定が適用されます。
    注: 埋め込みブラウザは、Notes® ネイティブブラウザと呼ばれることもあります。

    デフォルトの Web 検索エンジン

    Web 検索に使用する Web 検索エンジンを指定します。

    インターネットブラウザ

    このオプションは、Notes® 8.0 より前の Notes® クライアントのユーザーにのみ適用されます。このロケーションから使用するインターネットブラウザを指定します。インターネットブラウザとして [Notes] または [Notes と Internet Explorer] を選択した場合は、Web Retriever プロセスの実行元のロケーションも選択します。

  11. オプション: [カレンダーとスケジュール] で、[リセットタイム機能を使って繰り返しミーティングのスケジュール変更] フィールドを有効にして、異なる開始時刻と終了時刻でスケジュール変更された繰り返しの会議を、ユーザーが同じ開始時刻と終了時刻にリセットすることができるようにします。デフォルトでは使用不可になっています。
  12. 組織でウィジェットカタログが使用されていない場合は、[プロビジョニング] で、[ユーザーによる更新を許可] の [有効にする] を選択すると、Eclipse 更新マネージャのユーザーインターフェースを有効にすることができます。
    注: ウィジェットカタログは、Eclipse 更新マネージャメソッドに代わるもので、推奨されています。
  13. [メニュー] で、以下のフィールドに必要な情報を入力します。
    6. [メニュー] のフィールドとアクション

    フィールド

    アクション

    クライアントで詳細メニューを表示する

    Notes® クライアントで [表示] メニューに [詳細メニュー] オプションを表示するには、[はい] をクリックします。これにより Notes® ユーザーは、詳細メニュー項目を表示するかどうかを指定できます。詳細メニューオプションを表示しない場合や、ユーザーに詳細メニューオプションを使用させたくない場合は、このチェックボックスを空欄のままにします。

    リストを開く/ランチャー

    新しく作成したグループのオプションとして、

    [開く] ボタン - ユーザーが Notes® クライアントを開いたときに表示される [開く] ボタンを設定します。[開く] ボタンを使用すると、ユーザーが Notes® クライアントを開いたときにユーザーブックマークのリストを開きます。

    [ブックマークバーとしてドッキング] - ユーザーが Notes® クライアントを開いたときの、ユーザーブックマークの「ドッキング」表示リストをデフォルトとして設定します。Notes® ユーザーは、ブックマークを表示するために [開く] をクリックする必要がありません。

  14. [ツールバー] の [ユニバーサルツールバーをデフォルトとして設定] で、すべてのユーザーのデフォルトとしてユニバーサルツールバーを有効にするかどうかを選択します。
  15. [連絡先] で、以下のフィールドに必要な情報を入力します。
    7. [連絡先] のフィールドとアクション
    フィールド アクション
    レプリケータで [連絡先の同期] を有効にする [はい] を選択して、ポリシーのユーザーのこの複製項目を有効にします。連絡先を自分のメールファイルに保存するユーザーの場合、複製を介して連絡先を自動的に同期すると、連絡先とローカルメールファイル内の連絡先との同期が保持されます。
    新規の連絡先をデフォルトで非公開にする [はい] を選択すると、エンドユーザーが作成する新規連絡先は個人エントリとなります。この設定は、クライアントユーザーが自分のメールや連絡先へのアクセスを代理ユーザーに許可する場合や、一連の非公開連絡先名を保守する場合に役立ちます。
    [最近使用した連絡先] ビューに名前を自動的に追加しない [最近使用した連絡先] ビューが長くなりすぎると、連絡先の名前が 500 を超えたことを警告するメッセージがクライアントユーザーに表示されます。デフォルト設定の [はい] を指定すると、リストの取り込みができなくなります。リストを取り込めるようにするには、[いいえ] を選択します。
  16. [IBM Protector オプション] で、IBM Protector for Mail Security 2.5 サーバーにアクセスするための URL を指定します。このフィールドでは、IP:PORT の組み合わせ (9.132.50.41:4443 など) の使用がサポートされます。このフィールドでは、http または https URL の使用 (https://myprotector.company.com:4443 など) がサポートされていません。