TLS 証明書をテストするために自己認証証明書を作成する

自己認証の証明書を作成して、組織の認証手順をテストすることができます。この証明書は、CA によって認証されていないため、テスト以外の目的では使用しないでください。

このタスクについて

注: この手順では、Domino 11 以前のバージョンで使用される手順について説明します。Domino 12 では、証明書の生成と管理の方法として、証明書マネージャーと証明書ストア (certstore.nsf) を使用することをお勧めします。詳しくは、証明書マネージャーで TLS 証明書を管理するを参照してください。

手順

  1. HCL Notes® クライアントで、サーバー証明書管理アプリケーションを開き、[キーリングと証明書の作成] をクリックします。
  2. [自己認証証明書を使ったキーリングの作成] をクリックします。
  3. 以下のフィールドに入力し、[自己認証証明書によるキーリングの作成] をクリックします。
    1. 自己認証証明書付きのキーリングのフィールド

    フィールド

    Enter

    キーリングのファイル名

    拡張子が .KYR のファイル名

    キーリングのパスワード

    最低 12 の英数字。大文字と小文字は区別されます。

    共通名

    サーバー証明書について説明する記述名 (Renovations TLSCA など)

    組織

    組織の名前 (Renovations などの会社名)

    組織単位

    認証者の部署や部門の名前。

    市町村

    組織が存在する市町村。

    都道府県

    組織が存在する都道府県名(合衆国の場合は、省略形ではなく完全な州名を入力)

    組織が存在する国を表す 2 文字 (合衆国は US、カナダは CA など)

  4. キーリングファイルと stash ファイル (.STH) をサーバーの HCL Domino® データディレクトリにコピーします。
  5. ポートを TLS に構成します。
  6. データベースへのアクセス権を設定します。