電話で Notes® 相互認証を追加する

相互認証する ID の名前とパブリックキーを電話で知らせることによって、2 つの組織が HCL Notes® 相互認証をユーザー ID、サーバー ID、認証者 ID に追加できます。相互認証を機能させるには、それぞれの組織で交互に相互認証を要求して、ここで説明する手順を 2 回行う必要があります。

このタスクについて

この手順を使用してインターネット相互認証を作成することはできません。

ユーザー ID、サーバー ID、認証者 ID へのアクセス権を持っている場合は、次の手順を使用して、ユーザー、サーバー、組織、組織単位に対して相互認証を追加できます。

HCL Domino® Administrator で、[設定] タブをクリックします。
[証明書] > [ID プロパティ] をクリックします。
ユーザー ID ファイル、サーバー ID ファイル、認証者 ID ファイルのどれかを選択し、[開く] をクリックします。
必要に応じて、パスワードを入力します。
[基本] をクリックします。[名前] フィールドに表示された名前を、スラッシュ (/) も含めそのまま書き留めます (Alan Jones/Sales/East/Renovations、Mail-E/East/Renovations、/Renovations など)。
[ユーザー情報] > [証明書] をクリックします。キー識別子情報を、表示されているとおりにスペースも含めて書き留めます。
相互認証を追加する組織に電話して、記録したとおりの名前とキーを伝えます。

ユーザー ID やサーバー ID へのアクセス権を持っている場合は、次の手順を使用して組織や組織単位に対して相互認証を追加します。

HCL Domino® Administrator で、[設定] タブをクリックします。
[証明書] > [ID プロパティ] をクリックします。
ユーザー ID ファイル、サーバー ID ファイル、認証者 ID ファイルのどれかを選択し、[開く] をクリックします。
必要に応じて、パスワードを入力します。
[ユーザー情報] > [証明書] をクリックします。
[証明書] リストで、相互認証する認証者の証明書を選択します。[拡張オプション] をクリックします。
[発行先] フィールドを見て、正しい証明書を選択したかどうか確認します。表示されているとおりに、スラッシュ (/) も含めて名前を書き留めます (/Renovations など)。
[キー識別名] フィールドを見て、パブリックキーを、表示されているとおりにスペースも含めて書き留めます。
相互認証を追加する組織に電話して、記録したとおりの名前とパブリックキーを伝えます。

別の組織の担当者から電話で名前とパブリックキーを聞いた後、次の手順を使用して、その ID に対して相互認証を追加します。

HCL Domino® Administrator で、[設定] タブをクリックします。
[認証] を選択し、[キーの相互認証] を選択します。
CA で有効な認証者を使用するのか認証者 ID を使用するのかを選択し、[OK] をクリックします。
認証者 ID を使用する場合は、ID のパスワードを入力して [OK] をクリックします。
相互認証する ID の完全な階層名を、電話で伝えられたとおりにスラッシュ (/) も含めて [件名] フィールドに入力します。
相互認証する ID のパブリックキーを電話で伝えられたとおりに、スペースも含めて入力します。
オプション: 認証の有効期限を変更します。デフォルトは 10 年です。
オプション: [認証者] をクリックし、相互認証を発行する別の認証者を選択します。
オプション: [サーバー] をクリックし、Domino® ディレクトリに相互認証を保存する別の登録サーバーを選択します。ユーザーの連絡先に相互認証を保存するには、サーバーとして [ローカル] を選択します。次に「OK」をクリックします。
[相互認証] をクリックします。Domino® は、選択した登録サーバーの Domino® ディレクトリーの [サーバー] > [証明書]ビューに相互認証を保存します。