標準的な管理タスクと対応する Domino® コマンド

次の表は、Domino® サーバー (DOMSERV1 と呼びます) の標準的な管理タスクと、タスクの実行に使用できる CL コマンドを示しています。

1. 標準的な管理タスク

この場合、以下のように操作します。

使用コマンド

例:

サーバーの開始

STRDOMSVR

サーバー名が DOMSERV1 の場合、次のように入力します。

strdomsvr domserv1

サーバーの通常終了

ENDDOMSVR

サーバー名が DOMSERV1 の場合、次のように入力します。

enddomsvr domserv1

サーバーとサブシステムの終了

ENDDOMSVR

まず DOMSERV1 サーバーを終了するために、次のように入力します。

enddomsvr domserv1

サーバーが終了するのを待機した後で、次のように入力します。

enddomsvr domserv1 *immed

サーバーがアクティブかどうかの判別

WRKDOMSVR

サーバー名が DOMSERV1 の場合、次のように入力します。

wrkdomsvr domserv1

[Domino® Status] の列を調べてサーバーがアクティブかどうかを判別します。

サーバーアクティビティの表示のみ

DSPDOMCSL

DOMSERV1 サーバーについて、次のように入力します。

dspdomcsl domserv1

サーバーアクティビティの表示とサーバーコマンドの入力

WRKDOMCSL

DOMSERV1 サーバーについて、次のように入力します。

wrkdomcsl domserv1

サーバーの変更

CHGDOMSVR

DOMSERV1 サーバーについて、次のように入力します。

chgdomsvr domserv1

[F4] キーを押すと現在のプロパティが表示されます。プロパティを変更した後、[Enter] キーを押します。

Domino® サーバーを制御するための作業ディスプレイの要求

WRKDOMSVR

DOMSERV1 サーバーについて、次のように入力します。

wrkdomsvr domserv1

サーバーの更新

UPDDOMSVR

DOMSERV1 サーバーについて、次のように入力します。

upddomsvr server(domser1) torls(10.0.1)

これによって DOMSERV1 はリリース 10.0.1 に更新されます。

Domino® サーバーの削除

CFGDOMSVR

DOMSERV1 サーバーを削除するには、次のように入力します。

cfgdomsvr server(domserv1) option(*remove)

Domino® 環境の設定

SETDOMENV

DOMSERV1 環境がサーバーのユーザープロファイルで稼働するようにして、PATH 環境変数が、サーバーの設定済みの処理、データ、ユーザーディレクトリになるようリセットするには、次のように入力します。

SETDOMENV SERVER(domserv1) USER(*SERVER) PATH(*REPLACE)