スケジュールマネージャの Tell コマンド

スケジュールマネージャでは、Tell コマンドを使用できます。

1. Tell コマンド

コマンド

結果

Tell Sched Stats

[空き時間情報] データベースにある予約と予定の合計を表示します。

Tell Sched Show username

指定ユーザーのスケジュールをサーバーコンソールに表示します。このコマンドは、空き時間情報データの問題を調査する場合に使用します。

Tell Sched Check

サーバー上にある [空き時間情報] データベースのデータを即座に確認します。

データベースを確認するには、時間がかかります。サーバー上の [空き時間情報] データベースから古い空き時間情報が確実に削除されるように、メールファイルが削除されているすべてのサーバーでこのコマンドを発行してください。また、このコマンドは、失敗した変更を修正し、エントリをプルーニングして、ユーザーのカレンダーに表示しなくなります。

Tell Sched Check username

指定ユーザーの [空き時間情報] データベースの情報を確認します。このコマンドは、サーバー上の全ユーザーの空き時間データではなく、個別のユーザーのデータを対象とするため、Tell Sched Check コマンドよりも短時間で実行できます。

Tell Sched Validate

ユーザーが空き時間情報データベース内にあることと、カレンダーの変更をメールファイルでモニターされていることを確認します。ユーザーが確認されない場合は、空き時間レコードが削除されているか、クラスタメンバー変更時に更新されなくなった可能性があります。

新規ユーザーを追加した場合、このコマンドを実行しないでください。システム管理プロセスにより、Domino® ディレクトリにユーザーのユーザー文書が作成されてから、ユーザーのメールサーバー上にそれぞれのメールファイルが作成されます。スケジュールマネージャは、起動時、または午前 2 時のサーバー再スキャン時に新規ユーザーのメールファイルを自動的に取り出します。

Tell Sched Validate username

ユーザーがサーバー上の空き時間情報データベース内にあることと、カレンダーの変更をメールファイルでモニターされていることを確認します。ユーザーが確認されない場合は、空き時間レコードが削除されているか、クラスタメンバー変更時に更新されなくなった可能性があります。

このコマンドは、サーバーのすべてのユーザーではなく、個別のユーザーを対象とするため、Tell Sched Validate より短時間で実行できます。

Tell Sched Quit

サーバーで実行しているスケジュールマネージャのタスクを停止します。