イベントを解決する

Domino® ドメインモニターデータベースでイベント文書を開くと、イベントの考えられる原因ステートメントと可能な解決策ステートメントを確認できます。また、イベント文書の多くには、修正操作ステートメントで指定された文書やデータベースへの直接リンクを含めることができる修正操作ステートメントも含まれます。

このタスクについて

イベントフォームの先頭にある [共通アクション] ボタンを使用して、イベントを解決するのに最も一般的に実行されるアクションのリストにアクセスします。次に、一覧表示されたアクションのいずれかを実行することを選択します。[共通アクション] 機能では、イベントレポートに表示されるイベント固有の修正操作を補完する共通アクションのコアセットが提供されます。イベントレポートでの選択に使用可能な共通アクションは、イベントレポートで使用可能なイベントと情報のコンテキストに基づきます。

注: DDM イベントを消去するタイミングは調査によって決定され、それらのイベントは、通常、調査によって個別に消去されます。
注: Domino® ドメインモニターを使用して、現在の問題を表示して解決し、閉じます。最新のイベントを表示するオプションもあります。[最新のイベント] タブを使用して、過去 24 時間、週、月でイベントが最悪の状態を示したフィールドを指定し、詳細情報を表示します。このビューは、必要に応じて毎日更新されます。
1. 一般的なアクション - 最もよく使用されるアクション

共通アクション

説明

サーバー文書を開く

選択したサーバーに従って、レポートサーバーか対象サーバーのいずれかのサーバー文書を開きます。対象サーバーとレポートサーバーが同じサーバーの場合、そのサーバー文書が開きます。

Domino® サーバーログを開く

選択した Domino® サーバーのログファイルを開きます。対象サーバーとレポートサーバーが同じサーバーの場合、そのサーバーのログファイルが開きます。

Notes.INI の表示

選択したサーバーに従って、レポートサーバーか対象サーバーのいずれかの NOTES.INI ファイルを開きます。対象サーバーとレポートサーバーが同じサーバーの場合、そのサーバーの NOTES.INI ファイルが開きます。

リモートサーバーコンソールを開く

サーバーコンソールコマンドを実行できる [リモートサーバーコンソールを開く] ダイアログボックスを開き、ライブコンソールからサーバー出力を参照し、出力を一時停止します。

データベースを開く

イベントが生成されたサーバーで、Domino® ドメインモニターデータベースを開きます。

複製の設定を開く

指定したデータベースの [複製の設定] ダイアログボックスを開きます。必要に応じて、このダイアログボックスを使用して、複製の設定を変更します。詳しくは、HCL Notes® ヘルプの複製の設定に関するトピックを参照してください。

<> にメールを送信

対象ユーザー名がイベントに指定されている場合にのみ、この共通アクションが表示されます。新規メールメッセージ (新規メモ) を開いて、イベントに関連する適切な件名で [件名] フィールドを指定し、対象ユーザーのメールアドレスで [宛先] フィールドを指定します。メールメッセージの本文には、イベント文書への文書リンクが含まれます。その他すべてのフィールドの情報を [新規メール] フォームに入力します。

データベース管理者にメールを送信

新規メールメッセージ (新規メモ) を開いて、データベースマネージャとして一覧表示されたすべてのユーザーで [宛先] フィールドを指定し、適切な件名を追加します。メールメッセージの本文は、管理者がメッセージの内容を追加できるように未入力のままにします。

次のステップを実行して、イベントを解決します。

手順

  1. Domino® Administrator で、[ファイル] をクリックします。
  2. Domino® ドメインモニターデータベース (DDM.NSF) を開きます。
  3. 開きたいビューを選択します。
  4. 解決するイベントのイベント文書を開きます。
  5. 考えられる原因ステートメントと可能な解決策ステートメントを含むイベント情報を確認してから、次のアクションのいずれかを実行します。
    • 実行する任意の修正操作アクションに関連付けられたボタンをクリックします。例えば、「Edit the ACL for ddm.nsf on server name」server nameというステートメントには、該当するサーバー上にある DDM.NSF に対するアクセス制御リストへのリンクが含まれています。この場合、[アクセス制御リストを開く] を使用して、DDM.NSF のアクセス制御リスト (ACL) を変更します。
      注: 修正操作テキストを参照して、修正操作に関連付けられたリンクにアクセスするには、DDM.NSF に対するアクセス制御リスト (ACL) に、CA 実行ロールを割り当てる必要があります。
    • [共通アクション] をクリックして、実行するアクションを選択します。選択した項目に従って、適切なアクションが実行されます。