クラスタ内で複製を管理する

クラスタでは、クラスタ複製と標準複製の両方を使用し、それぞれを同時に実行します。クラスタ複製は、クラスタでの主要な複製方法であり、標準複製は、クラスタレプリケータが更新できないデータベースでもすべて更新します。

クラスタでは複製を定期的に行い、データベースがクラスタレプリケータによって複製されていなくてもそれらが正しく更新されるようにします。

データベースをクラスタに移動したり、コピーするときには、データベースと共にコピーされるアクセス制御リストやその他の制限を必ず確認してください。サーバーはいずれも、クラスタが正しく動作するようにデータベースのすべてのレプリカを複製できる必要があります。さらにユーザーが同じ情報を見ることができ、さらにフェイルオーバーした場合に同じタスクを実行できるように、データベースのすべてのレプリカでユーザーのアクセス権が同じになっていることも必要です。クラスタ内のデータベースに対するあらゆるアクセス制限がすべてのレプリカで同じであることを確認します。すべてのレプリカで未読マークの複製設定が同じであることも確認します。