LDAP Tell コマンド

LDAP サーバータスクでは、Tell コマンドを使用できます。

1. LDAP サーバータスクで使用できる追加の Tell コマンド

コマンド

結果

Tell LDAP Quit

サーバーで実行している LDAP タスクを停止します。

Tell LDAP ReloadSchema

Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーで実行した場合、スキーマデーモンは、Domino® ディレクトリのフォームで定義された新しいスキーマ、または Domino® LDAP スキーマデータベースで、LDAP サービスのメモリ内のスキーマを更新します。次にスキーマデーモンは、更新したスキーマをスキーマデータベースに公開し、そのスキーマデータベースをドメイン内の LDAP サービスを実行する他のサーバーに複製します。

LDAP サービスを実行するドメイン内の下位のサーバーで実行すると、システム管理サーバーのレプリカに変更が検出された場合に、スキーマデーモンはシステム管理サーバーからスキーマデータベースを複製します。次にスキーマデーモンは、ローカルのスキーマデータベースに新たに公開された更新済みのスキーマをメモリにロードします。

Tell LDAP ResetStat * | statname

指定した LDAP の静的変数をリセットします。

注: LDAP.セッションはリセットできません。

Tell LDAP Showconfig

次の情報を表示します。

  • サーバー設定文書の [LDAP] タブの LDAP サービス設定
  • LDAP サービスのポート設定
  • LDAP の動作記録の設定状態 (オンまたはオフ)

Tell LDAP Showconfig Debug

LDAP サービスに関連した NOTES.INI ファイルの現在の設定と、Tell LDAP Showconfig で表示される情報を表示します。

Tell LDAP VerifyDIT

ディレクトリ内の Notes® に表示される識別名を構成する各要素について、構成要素をオブジェクトクラスとして表すディレクトリの中に、対応するエントリがあるかどうかを検証します。対応するオブジェクトクラスのエントリがない識別名の要素が見つかった場合、LDAP サービスは適当なオブジェクトクラスのエントリを非表示ビュー ($LDAPRDNHIER) に作成します。このようなエントリを作成することで、LDAP クライアントはディレクトリ内のエントリを検索する検索フィルタでオブジェクトクラスを支障なく使用できるようになります。

また、ディレクトリ内の重複するエントリがパージされます。

このコマンドは、システム管理サーバーで LDAP サービスが実行されている、1 次、中央、2 次 Domino® ディレクトリか拡張サーバーディレクトリカタログで実行されます。