イベント関連の文書

エラーが発生すると、イベントレポートが生成されます。イベントレポートの情報は、その他のソースまたは文書から取得されます。

これらの文書を使用してイベントを迅速で効果的に解決するためには、その文書を理解しておく必要があります。

  • イベントレポート文書は、イベントを開いたときに表示されます。イベントレポートの情報は、特定のイベントの発生に関連します。イベントレポートには、イベントの詳細、1 つ以上の考えられる原因ステートメント、可能な解決策ステートメント、修正操作ステートメント、イベントの重要度、イベントが発生した日時、その他の関連情報などのイベント情報が含まれます。
  • サーバー/アドインタスクイベント文書には、イベントタイプ、サブタイプ、重要度、アドインタスク名、値などの一般的なイベントの詳細が含まれます。また、この文書は、モジュラー文書に保存された情報を参照する場合もあります。参照される情報には、考えられる原因ステートメント、可能な解決策ステートメント、修正操作ステートメントが含まれます。サーバー/アドインタスクイベント文書は、1 つのイベントに対して複数の考えられる原因ステートメント、可能な解決策ステートメント、修正操作ステートメントを参照できます。参照されたステートメントは、Lotus® エントリまたはカスタムエントリとして保存されます。この文書は、イベントが発生しても表示されません。その代わりに、実際にイベントが発生すると、DDM がイベントに関する情報を保存し、サーバー/アドインタスク文書からの情報がイベントレポートに追加されます。

    特定イベントの考えられる原因ステートメント、可能な解決策ステートメント、修正操作ステートメントを変更する場合は、サーバー/アドインタスクイベント文書上で変更できます。変更は、選択した Lotus® エントリ、カスタムエントリ、ストックエントリに適用され、そのイベント専用の新規イベントレポートに表示されます。その変更は、変更前に生成されたイベントレポートには適用されません。

  • モジュラー文書は、原因ステートメント、解決策ステートメント、訂正処置ステートメントに対する参照文書です。すべての原因ステートメント、解決策ステートメント、訂正処置ステートメントには、対応するモジュラー文書があります。サーバー/アドインタスクイベント文書を作成すると、その文書に追加されるように選択した考えられる原因ステートメント、可能な解決策ステートメント、修正操作ステートメントは、モジュラー文書から参照されます。モジュラー文書を使用する利点は、これらのステートメントを定義するのは一度だけでよく、その後で任意の数のイベントに対して複数回使用できることです。モジュラー文書で考えられる原因ステートメント、可能な解決策ステートメント、修正操作ステートメントを変更すると、変更されたステートメントを参照するすべてのサーバー/アドインタスクイベント文書に情報が適用されるため、グローバルな変更となります。

    Domino® とともに出荷される、Domino® で生成された考えられる原因、可能な解決策、修正操作の文書はすべて、デフォルトで有効になっています。