DIIOP の Tell コマンド

Domino® IIOP では、Tell コマンドを使用できます。

1. Tell コマンド

コマンド

結果

Tell DIIOP Dump Config

DIIOP が Domino® ディレクトリで使用している設定データのリストを提供します。dump を使用すると、サーバーのデータディレクトリの diiopcfg.txt ファイルに設定が書き込まれます。

Tell DIIOP Show Config

DIIOP が Domino® ディレクトリで使用している設定データのリストを提供します。show を使用すると、サーバーコンソールに設定が表示されます。

Tell DIIOP Log=n

このコマンドは、DIIOP がその操作について記録する情報量を決定します。n には、次の値を指定できます。

0 : エラーと警告のみを表示する

1 : 情報のメッセージも表示する

2 : セッションの開始/終了メッセージも表示する

3 : セッション統計も表示する

4 : トランザクションメッセージも表示する

このコマンドの設定は、NOTES.INI 変数 DIIOPLogLevel に保存されます。DIIOP ログレベルへの変更は、サーバーの次回起動時に有効になります。

Tell DIIOP Refresh

DIIOP が使用している設定データを Domino® ディレクトリと NOTES.INI から再ロードする場合に、このコマンドを使用します。デフォルトでは、DIIOP は 3 分ごと、または NOTES.INI パラメータに指定された頻度で、Domino® ディレクトリからの変更内容を反映します。

DIIOPConfigUpdateInterval

Refresh コマンドにより、DIIOP に設定の変更を検出し、直ちに適用するように強制します。

Tell DIIOP Show Users

または

Tell DIIOP Show Users D

DIIOP タスクに公開されている現在アクティブなすべてのユーザーを表示します。このリストは、show tasks サーバーコンソールコマンドの場合に類似していますが、より詳細な情報が表示されます。

この tell コマンドの最後に「D」を追加すると、現在のユーザーのリストに、ユーザーが開いているデータベースと、使用中のオブジェクトの数が併せて表示されます。