Windows BigFix インストーラーの事前ステージ

MDM サーバーで Windows 用 BigFix agent 最新バージョンを事前ステージしてデプロイする方法について説明します。

Windows BigFix インストーラー・パッケージが MDM サーバーで事前ステージされている場合、 エンドポイントが MDM に登録されると、登録済みのデバイスに BigFix エージェントをデプロイすることもできます。

始める前に: 事前ステージを行う前に、カスタム MSI パッケージを作成する必要があります。これは、Windows で BES サーバーをインストールする場合、インストーラーは BigFix agent をマストヘッド (BigFix agent の構成プロファイル) なしで BigFix Enterprise\BES Installers\ClientMSIフォルダーにコピーするからです。一般的な BigFix のインストールが完了すると、BigFix サーバーでベース MSI を確認できます。サイト・マストヘッドを含めることによってこの MSI パッケージをカスタマイズする必要があり、必要に応じて、インストーラー内で認証リレー情報を設定して、BigFix エージェントを WebUI を介してデプロイします。

A. カスタム BigFix エージェント MSI パッケージを準備する

カスタム BigFix エージェント MSI パッケージを準備するには、次の手順を実行します。
  1. サーバー・コンポーネントと共にインストールされている BigFix エージェント .msi ファイルを見つけます(デフォルトの場所: BES Installers\ClientMSI\BigFixAgent.msi)
  2. masthead.afxm ファイルと BigFixAgent.msi ファイルを Windows マシン上の新しいフォルダーにコピーして、BigFixAgent.msi ファイルにマストヘッドを追加します。
  3. BESClientSetupMSI.exe コマンドを実行し、インストーラーの手順に従ってマストヘッドに追加します。
  4. BigFixAgent.msi ファイルに認証リレー BESClientSetupMSI.exe /secureregistration <RELAY_PASSWORD> /relayserver1 http://<RELAY_HOST>:52311/bfmirror/downloads/ <TARGET_MSI> がある場合は、必要に応じて、認証リレー・コマンドの詳細を追加します。

    結果: 事前ステージ可能なカスタマイズ済み BigFixAgent.msi ファイルは、選択したフォルダーにある Windows コンピューターで使用できるようになります。

B. Windows 用の BigFix インストーラーを事前ステージする

用の Bigfix インストーラーを事前ステージするには、次の手順を実行します。
  1. WebUI のメイン・ページから、「アプリケーション」 > 「MDM」をクリックします。

  2. 「Modern Client Management」ページで、「管理者」 > 「インストーラーの事前ステージ」 > 「Windows BigFix インストーラー」をクリックします。以下のページが表示されます。
  3. 「ファイルの追加」をクリックし、用意したカスタム BigFixAgent.msi ファイルを Windows マシンから選択します。

  4. 展開」をクリックします。
結果: このアクションは、使用可能なすべての MDM サーバー上に Windows 用の最新の BigFix インストーラーをデプロイします。事前ステージ済みの BigFixAgent.msi ファイルは MDM サーバー上の /var/opt/BESUEM/packages で確認できます。
注: アプリケーションが事前ステージ済みであることを MDM サーバーが認識するまでに時間がかかる場合があります。インストールできるパッケージを取り込む分析は、15 分ごとに情報が更新されます。