BigFix Query の権限

BigFix Query へのアクセス権限は、WebUI での権限の効果で説明されているように、その他の WebUI アプリケーションへのアクセス権限と同じ方法で制御されます。

BigFix Query へのアクセス権限を持つオペレーターは、以下を実行できます。
  • 「コンテンツ」メニューで「照会」メニュー項目を表示する
  • 「概要」ページと「デバイス文書」ページの「照会」ボタンを表示する
  • URL を使用して「照会」ランディング・ページに直接アクセスする
マスター・オペレーターは、BigFix コンソールを使用して以下のタスクを実行できます。
  • 「カスタム・コンテンツ」権限を設定して、コンテンツ作成者の特権を割り当てる
  • 「照会を送信可能」権限を設定して、照会を実行できるオペレーターを指定する
  • カスタム・サイトを作成して、照会を共有する
  • カスタム・サイトのコンテンツにアクセスする権限をオペレーターに割り当てる

「照会を送信可能」権限

「照会を送信可能」権限は、オペレーター固有または役割固有の設定です。照会をサポートする REST API にオペレーターの要求を送信できるかどうかを制御します。BigFix Query 以外のプロセスもこのような要求を送信するため、オペレーターの REST 固有の設定が使用されます。以下に、「照会を送信可能」権限がどのように機能するかを示します。
  • 「照会を送信可能」「はい」に設定されている場合、照会を送信するオペレーターは結果を受信できます。
  • 「照会を送信可能」「いいえ」に設定されている場合、照会を送信するオペレーターは結果を受信しません。代わりに以下のエラー・メッセージが表示されます。ログインしたユーザーには照会の送信が許可されません

BigFix Query のオプション設定の構成とその REST API の使用について詳しくは、『BigFix プラットフォーム構成ガイド』の『BigFix Query の使用によるクライアント情報の取得』を参照してください。管理者は、マスター・オペレーターを含むオペレーター全員に対して照会のタイムアウト制限を設定する方法にも関心があるかもしれません。

カスタム・コンテンツ権限

BigFix Query リリース 2 以降、「カスタム・コンテンツ」権限に割り当てられた値に応じて、以下のタイプのマスター以外のオペレーターは BigFix Query にアクセスできます。
コンテンツ作成者
「カスタム・コンテンツ」権限が「はい」に設定された、マスター・オペレーター以外のオペレーターです。
コンテンツ作成者は以下を実行できます。
  • 照会カテゴリーを作成する。カテゴリーは、照会をグループ化するために使用されます。
  • サンプル照会をロードする。
  • カスタム照会を作成する。照会は、少なくとも 1 つのカテゴリーに保存されている必要があります。
  • カスタム照会のパラメーターを作成または編集する。
  • 以下の照会情報を編集する。
    • 大/小文字が区別されない照会のタイトル
    • 照会が保存されるカテゴリーとサイト
    • 照会の説明
    • 関連式
演算子
「カスタム・コンテンツ」権限が「いいえ」に設定された、マスター・オペレーター以外のオペレーターです。
オペレーターは、アクセスを許可されているカスタム・サイトに属する照会を選択して実行できます。以下を実行できます。:
  • 照会をカテゴリーでフィルタリングする。
  • 照会をタイトルで検索する。
  • 照会の説明を表示して、パラメーターの値を編集する。オペレーターは、パラメーターを使用して、照会の実行時に照会の変数に値を割り当てます。実行時にパラメーターに割り当てられた値は、永続的なものではありません。
  • 照会を実行する対象デバイスを選択する。対象には、個々のデバイス、マニュアル・グループ、または動的グループを選択できます。
  • 照会を実行して、「照会を送信可能」「はい」に設定されている場合は結果を表示する。
  • 照会結果をファイルに保存する。
オペレーターは以下を実行できません。
  • 照会で指定された関連式を表示する
  • 照会の保存、削除、および編集を行う

「カスタム・コンテンツ」権限の設定方法について詳しくは、「ローカル・オペレーターの追加」を参照してください。