アプリケーションおよびプロジェクトの構成

スキャンの前に、アプリケーションとプロジェクトを構成する必要があります。このセクションでは、アプリケーション・ディスカバリー・アシスタント、新規アプリケーション・ウィザード、および新規プロジェクト・ウィザードについて説明します。AppScan® Source for Analysis の属性を構成する方法についても説明します。さらに、このセクションでは、スキャン用に既存のアプリケーションおよびプロジェクトを追加する方法と、プロジェクトにファイルを追加する方法についても説明します。

AppScan® Source for Analysis の構成には、アプリケーションの作成、ソース・コードの構成、および属性の構成が含まれます。構成とスキャンが終わったら、トリアージに進みます。ソース・コードは、「プロパティー」ビューまたは新規プロジェクト・ウィザードを使用して構成できます。この章では、このウィザードの操作手順について説明します。アプリケーション・プロパティーおよびプロジェクト・プロパティーの概要については、「プロパティー」ビューを参照してください。

AppScan® Source for Analysis が使用するアプリケーション/プロジェクトのモデルは、Microsoft Visual Studio、 Eclipse、Rational® WebSphere® Software (RAD) のアプリケーション開発者、または AppScan® ソース ユーティリティーを使用して以前に作成した AppScan® ソース のプロジェクトを直接インポートするモデルです。

さまざまな言語からなる、さまざまなタイプのプロジェクトを追加して構成し、ターゲット・コード・ベースから収集された設定とそのビルド手順を指定することができます。構成時に、スキャンから除外するディレクトリーとファイルを指定できます。

スキャンの前に、アプリケーションプロジェクト を構成する必要があります。アプリケーションは、プロジェクトのコンテナーです。プロジェクトは、スキャンするファイルと使用される設定 (構成) のセットです。