一般設定

全般設定では、ユーザーの好みに合わせて、AppScan® Source for Development のデフォルト設定の一部を調整できます。

「設定」ページを開くには、メインメニューから「ウィンドウ」 > 「設定」を選択します。「設定」ページをブラウズするときには、左側のペインにあるすべてのタイトルに目を通すか、左側のペインの上部にあるフィルター・フィールドを使用して検索を実行し、タイトルを絞り込みます。フィルターによって返される結果は、設定ページのタイトルとキーワード (「セキュリティー」や「JSP」など) の両方に一致します。

右側のペインの右上にある矢印のコントロールを使用すると、以前に表示したページをナビゲートできます。いくつかのページを表示した後で前のページに戻るには、下矢印をクリックして、最近表示した設定ページのリストを表示します。

AppScan® Enterprise Server の使用

フィルター、スキャン構成、およびカスタム・ルールなどの共有項目にアクセスする場合には、AppScan® Source for Development では AppScan® Enterprise Server のみが必要です。「AppScan Enterprise Server の使用」チェック・ボックスを選択すると、AppScan® Source for Developmentサーバー・モードで実行されます。選択解除されている場合、AppScan® Source for Developmentローカル・モードで実行されます (詳しくは、AppScan Source for Development のサーバー・モードおよびローカル・モードを参照)。

「AppScan Enterprise Server の使用」チェック・ボックスを選択または選択解除して「OK」をクリックした後、Eclipse を再始動するように求めるプロンプトが表示されます。「今すぐ再始動」を選択すると、保存されていない作業を保存するようにプロンプトで求められ、その後 Eclipse は自動的に再始動されます。「後から再始動」を選択した場合、設定を有効にするために Eclipse を手動で再始動する必要があります。

高ネットワーク待ち時間の最適化

サーバー呼び出しを最小限にするために、クライアント上にキャッシュする情報を増やします。

ロギング・レベル

希望するレベルの情報がエラー・ログに記録されるように、ロギング・レベルを変更します。デフォルト設定の「エラー」では、エラーのみをログに記録します。「警告」では、エラーおよび警告をログに記録します。「情報」では、通知用の検出結果、エラー、および警告をログに記録します。

ファイル・エンコード

プロジェクト内のファイルの文字エンコードは、AppScan® ソース がファイルを適切に読み取る (そして、例えば、それらをソース・ビューに正しく表示する) ことができるように設定する必要があります。このセクションでは、デフォルトの文字エンコードを選択します。

検出結果ごとにマーカーを作成

これが選択されている場合、評価を開いて、スキャン対象ソースをエディターで開くと、そのソース内の検出結果がある場所にマーカーが表示されます。

デフォルトでは、マーカーの作成が有効になっています。

マーカーを作成すると、スキャンの速度が低下する場合があります。プロジェクトに多数のソース・ファイルが含まれている場合、または大きなソース・ファイルが含まれている場合は、マーカーの作成をオフにするとパフォーマンスが向上することがあります。

スキャンの終了後

デフォルト設定では、Security Analysis パースペクティブに切り替えるかどうかを確認するプロンプトが表示されます。このプロンプトを表示したくない場合は、「常に Security Analysis パースペクティブに切り替える」または「切り替えない」を選択します。