AppScan Source データベース移行ユーティリティーの使用

AppScan Source 移行ユーティリティーは、AppScan Source データベースから AppScan Enterprise にコンテンツを転送するのに役立ちます。

AppScan Source のバージョン 10.0.2 では、データベース (SolidDB または Oracle) の使用は推奨されません。以前にデータベースに保存されていたデータは、AppScan Enterprise で管理されるようになりました。

この移行ユーティリティーは、Windows と Linux の両方のインストールで使用できます。データを手動で移行することもできます。

このユーティリティーは、以下の 2 つの主要なステップでデータを移行します。
  • AppScan Source「サーバー」とデータベースがインストールされているシステムからデータをエクスポートします。
    • 公開された評価は、開始日と終了日に基づいて選択的にエクスポートすることができます。そのため、AppScan Enterprise に移行されるコンテンツが制限されます。
    • その他のコンテンツは全体がエクスポートされます。
      • スキャン構成
      • フィルター
      • ユーザー作成 (カスタム) VDB ルール
      • PBSA ルール。
    • ユーザー情報は参照用にのみエクスポートされます。インポートは考慮されません。
    • 監査ログはエクスポートされないか、移行の対象とは見なされません。
  • エクスポートされたコンテンツへのアクセス権限を持つ任意のシステムへのインポート:
    • インポート・システムは、エクスポートされたデータが存在する可能性がある場所にアクセスできる必要があります。
    • インポート・システムは、AppScan データベース・サービスで構成された AppScan Enterprise サーバーのインスタンスにアクセスできる必要があります。