「フィルター・エディター」ビューでのフィルターの作成および管理

このビューでは、フィルターを作成、編集、保存、削除、および管理できます。AppScan® Source for Analysis を使用している場合、フィルターを共有して、他のユーザーによって共有されているフィルターにアクセスすることができます。AppScan Source for Development では、サーバー・モードを使用していて AppScan Enterprise Server にログインしている場合、共有フィルターにアクセスできます。

手順

  1. 「フィルター・エディター」ビュー のツールバーで、「新規」をクリックします。新規フィルター名は Untitled<-number> になります (最初のタイトルのない新規フィルターは Untitled、次のタイトルのない新規フィルターは Untitled-1、以下同様)。
    注: AppScan Source for Development (Visual Studio プラグイン) では、このビューは「フィルターの編集」ウィンドウの一部です。
  2. カテゴリーを展開し、必要なフィルター基準を選択します。
  3. 「保存」または「名前を付けて保存」をクリックします。
  4. フィルターに名前を付け、「OK」をクリックします。フィルターのリストで、Untitled<-number> が新規フィルター名に置き換えられます。

次のタスク

フィルターを適用するには、「フィルター・エディター」ビューのドロップダウン・メニューでフィルターを選択します。

注: 「脆弱性マトリックス」ビューの外部で適用されるフィルターは、「脆弱性マトリックス」ビューに作用しない可能性があります。フィルターが「脆弱性マトリックス」ビューに反映されるようにするには、「脆弱性マトリックス」ビューの「フィルターに掛けた検出結果の数を表示」ツールバー・ボタンを選択する必要があります。

フィルターは、リスト内でフィルターを選択してから操作することによって、「フィルター・エディター」ビュー内で直接管理できます。あるいは、「フィルターの管理」をクリックして「フィルターの管理」ダイアログ・ボックスを開くことができ、このダイアログ・ボックスに、保存されたフィルターのリストが表示されます。

  • フィルターの変更: 「フィルター・エディター」ビューまたは「フィルターの管理」ダイアログ・ボックスでフィルターを選択し、フィルター・ルールを変更して変更を保存します。
    注: 組み込みフィルターは変更も削除もできません。
  • フィルターの削除: 「フィルター・エディター」ビューまたは「フィルターの管理」ダイアログ・ボックスでフィルターを選択し、「削除」をクリックします。「フィルターの管理」ダイアログ・ボックスで、複数のフィルターを選択し、「削除」をクリックしてそれらを一度に削除することができます。
  • 別のフィルターからのフィルターの作成: フィルターを変更し、「名前を付けて保存」をクリックして、新しい名前のフィルターとして保存できます。こうすることで、既存のフィルターの設定に基づいて新規フィルターを作成できます。この操作は、「フィルター・エディター」ビューと「フィルターの管理」ダイアログ・ボックスの両方で行えます。
    ヒント: フィルターを開き、「名前を付けて保存」アクションを使用して新規名で保存することでも、同じ内容を実行できます。この後、新規フィルターを開いて変更できます。この方法を選択すると、組み込みフィルターの 1 つから新規フィルターを作成できます。
  • フィルター設定の復帰: フィルターのプロパティーを変更し、その変更を元に戻す場合は、「復帰」をクリックして、フィルターを最後に保存した設定に戻します。このアクションは、「フィルター・エディター」ビューと「フィルターの管理」ダイアログ・ボックスの両方で実行できます。ダイアログ・ボックスで、変更が保存されていないフィルターが複数ある場合、「復帰」をクリックすると、変更が保存されていないすべての選択されたフィルターが、保存された設定に戻されます。
  • フィルターの共有 (AppScan Source for Analysis のみ): 共有フィルターを作成するには、「フィルター・エディター」でフィルターを開き、「フィルター・エディター」ビューのツールバーで「フィルターの共有 (Share Filter)」をクリックします。AppScan Enterprise からフィルターを再ロードするには、「更新」をクリックします。
    注: 共有フィルターを変更、削除、または作成するには、 「共有フィルターの管理」権限が必要です。