AppScan Source for Developmentサーバー・モードおよびローカル・モード

AppScan® Source for Development プラグインは、AppScan Enterprise Serverの有無にかかわらず使用できます。サーバー・モードでは、以前の製品バージョンと同様に、スキャンを実行したり、共有データにアクセスしたりするために、サーバーに接続します。新しいローカル・モードでは、AppScan Source for DevelopmentAppScan Enterprise Server に接続することなく実行されるため、ユーザーはフィルター、スキャン構成、およびカスタム・ルールなどの共有項目にアクセスできません。

AppScan Source for Development をインストールし、いずれかのアクションを起動するか、いずれかのビューを開くと、AppScan Enterprise Server を使用するかどうかを尋ねるメッセージが開きます。この設定は、後で 一般設定一般設定 で変更できます。
注: このメッセージは、AppScan Source for Development をバージョン 8.x 以前からアップグレードした場合には表示されません。この場合、設定が変更されるまで、AppScan Source for Development は自動的にサーバー・モードで実行されます。

サーバー・モードでの実行

Enterprise Server を使用している場合、フィルター、スキャン構成、およびカスタム・ルールなどの共有項目にアクセスできます。ほかに、ローカル・モードで実行しているときには使用できない 1 つのメニュー項目が使用できます。

  • 「セキュリティー分析」 > 「HCL AppScan Source」 > 「サーバーからログアウト 」を使用すると、 からログアウトAppScan Enterprise Serverできます。 フローティング・スキャン・ライセンスを使用している場合に、このアクションを実行すると、ライセンスが解除され、そのライセンスは他のチーム・メンバーが必要になったときに取得できるようになります。

ローカル・モードでの実行

このモードでは、フィルター、スキャン構成、カスタム・ルールなどの共有項目にアクセスできません。ほかに、サーバー・モード で実行しているときには使用できない 1 つのメニュー項目が使用できます。「セキュリティー分析」 > 「HCL AppScan Source」 > 「スキャン・ライセンスの解除」 を使用すると、フローティング・スキャン・ライセンスを解除できます。

重要: ローカル・モードでフローティング・ライセンスを使用している場合であっても、AppScan Source for Development を使用するには、ライセンス・サーバーとの接続が必要です。ノードロック・ライセンスを使用している場合、これは必須ではありません。
注: ローカル・モードで実行している場合、AppScan ソース の完全な権限を持つことになります。