インストールとユーザー・データ・ファイルの場所

AppScan® ソース をインストールすると、ユーザー・データ・ファイルおよび構成ファイルは、インストール・ディレクトリー以外の場所に保管されます。

デフォルトのインストール場所

AppScan ソース をインストールすると、ソフトウェアは以下のいずれかのデフォルトの場所に配置されます。

  • 64 ビット・バージョンの Microsoft™ Windows™:
    <SYSTEMDRIVE>:\Program Files (x86)\ibm\appscansource
  • Linux™: root ユーザーの場合は、インストール・ウィザードによってソフトウェアが /opt/ibm/appscansource にインストールされます。root ユーザーではない場合は、デフォルトでは <home_directory>/AppScan_Source にインストールされる AppScan Source for Development Eclipse プラグインをインストールできます。
注: バージョン 9.0.3.11 以降の AppScan ソース では、macOS と iOS の Xcode プロジェクト・スキャンを使用できません。
重要:
  • インストール・ディレクトリー名には、英文字のみを使用できます。名前に英文字以外の文字が使用されているフォルダーは許可されません。
  • Windows にインストールする場合、AppScan ソース コンポーネントをインストールするには管理者特権が付与されている必要があります。
  • Linux にインストールする場合、AppScan ソース サーバー・コンポーネントをインストールするには、root 特権が必要です。

デフォルトの AppScan ソース データ・ディレクトリー

AppScan ソース データは、構成ファイル、サンプル・ファイル、およびログ・ファイルなどの項目からなります。AppScan ソース をインストールすると、データ・ファイルはデフォルトで以下の場所に配置されます。

  • Microsoft Windows: <SYSTEMDRIVE>:\ProgramData\IBM\AppScanSource
    注: ProgramData\ は隠しフォルダーです。このフォルダーを表示するには、「エクスプローラー」の表示設定を変更して、隠しファイルと隠しフォルダーが表示されるようにする必要があります。
  • Linux: /var/opt/ibm/appscansource

AppScan ソース データ・ディレクトリーの場所を変更する方法については、AppScan ソース データ・ディレクトリーの変更を参照してください。

AppScan ソース 一時ファイルの場所

AppScan ソース 操作のなかには、一時ファイルが作成されるものがあります。これらの一時ファイルは、デフォルトで以下の場所に保管されます。

  • Microsoft Windows: <SYSTEMDRIVE>:\ProgramData\IBM\AppScanSource\temp
    注: ProgramData\ は隠しフォルダーです。このフォルダーを表示するには、「エクスプローラー」の表示設定を変更して、隠しファイルと隠しフォルダーが表示されるようにする必要があります。
  • Linux: /var/opt/ibm/appscansource/temp

一時ファイルの場所は、常に、AppScan ソース データ・ディレクトリー内の temp ディレクトリーになります。データ・ディレクトリーを変更することにより、一時ファイルの場所を変更できます。変更方法については、AppScan ソース データ・ディレクトリーの変更を参照してください。これによって、ユーザーが選択したデータ・ディレクトリーに temp が配置されます。