JIRA 障害追跡システムでの障害としての問題の作成

問題を選択し、それらを今後の追跡のために障害として Atlassian Pty Limited JIRA に送信します。

始める前に

  1. このタスクは、REST API 呼び出し (GET /issues/details_v2) を使用して、添付ファイルのコンテンツをビルドします。
  2. 添付ファイルを受け入れるように JIRA が設定されていることを確認します。
    1. JIRA で、「設定」 > 「システム」ページに移動します。
      注: このステップを実行するには、管理者特権が必要です。
    2. メニューから、「詳細」 > 「添付」を選択します。
    3. Allow Attachments 設定が「ON」になるように設定を編集します。
  3. JIRA 統合は、Microsoft Internet Explorer v8/9 ではサポートされていません。ブラウザー・バージョンのアップグレード、または代わりに Firefox を使用することを検討してください。
  4. 外部 ID は、JIRA に障害を送信する際に作成されます。「外部 ID」列は、問題が既に送信されたプロジェクト領域を示すため、問題を他のプロジェクト領域に送信する必要があるかどうかを判別することができます。「メニュー・リスト」 > 「列の選択」 > 「外部 ID」に進みます。この列をグリッド内の「問題」列または「状況」列の隣に移動すると、既に送信された問題を素早く確認できます。列見出しをクリックして、キーボードの Ctrl キーと左矢印または右矢印使用すると、新しい宛先に列を移動できます。
  5. 「Perforce ジョブ」フィールドは、AppScan® Enterprise ではサポートされていません。
  6. 標準の JIRA フィールドは、障害送信処理中に自動的に追加されるリンクおよび添付ファイルを除いて、カスタマイズできます。
  7. JIRA に複数の障害を送信するときには、「説明」フィールドおよび「概要」フィールドを変更できません。
    注: 「説明」には、XML から問題がインポートされたときに作成された IssueXML 問題属性を含め、値を持つすべての問題属性がリストされます。

このタスクについて

次に、基本的なワークフローを示す Java スクリプトのサンプルを示します。SampleJava.zip。サンプル内には更新が必要な場合がある行が数行あります。
  • private static String ASE_SCHEME = "https";
  • private static String ASE_HOST = "localhost";
  • private static int ASE_PORT = 9443;
  • private static String ASE_CONTEXT_ROOT = "/ase";
  • private static String ASE_USER = "username";
  • private static String ASE_PASS = "password";
  • private static String ASE_FEATURE_KEY = "AppScanEnterpriseUser";
  • private static String DTSWEB_CONTEXT_ROOT = "/dtsweb";
  • private static String JIRA_URL = "http://localhost:8080/";
  • private static String JIRA_PROJECT_ID = "DEMO";
  • private static String JIRA_USERNAME = "username";
  • private static String JIRA_PASSWORD = "password";
  • private static String JIRA_DEFECT_TYPE = "3";
  • private static int MAX_NUMBER_OF_APPLICATIONS_OR_ISSUES = 10000;
注: 証明書の検証を無効にするには、次の行からコメントを削除します。disableCertificateValidation();

手順

  1. 「モニター」ビューのアプリケーションで、障害として送信する問題を選択します。
  2. 「メニュー・リスト」 > 「障害の作成」をクリックします。
  3. 「障害の作成」ページで「JIRA」を選択し、「URL」「ユーザー名」、および「パスワード」の各フィールドに入力し、「接続」をクリックして JIRA への接続をテストします。
    注:
    • チェック・ボックスを有効にすると、SSL 証明書/ホスト名の検証を無視できます 。ただし、この方法はお勧めしません。
    • 正常に接続が行われると、障害追跡システム URL、ユーザー名、および SSL のチェック・ボックス選択がユーザー設定として保管され、最後に選択された障害追跡システムが次のセッションのために記憶されます。
  4. 「障害の作成」ページに表示されるフィールドには、JIRA が AppScan® Enterprise から受け取る予定のコンテンツが反映されます。「オプションのフィールドの表示」チェック・ボックスを有効にして、追加のフィールドを編集します。
  5. 「プロジェクト領域」および「タイプ」を選択し、「作成」をクリックします。正常に作成された障害がページにリストされ、JIRA の障害レコードへのリンクが組み込まれます。「クローズ」をクリックします。
  6. AppScan® Enterprise で、「メニュー・リスト」 > 「更新」にアクセスするか、サイドバーで「更新」アイコンをクリックして、外部 ID が表示されるように問題リストを更新します。

タスクの結果

  1. 単一の障害が JIRA で正常に作成された場合、「モニター」ビューの最上部にメッセージが表示されます (そうでない場合は、作成の成功と失敗が「障害の作成」ダイアログに表示されます)。詳細については、障害リンクをクリックして、JIRA にアクセスしてください。このプロセスにより、問題に関する情報が含まれる JIRA の障害レコードに .zip ファイルが添付されます。
    • <issue_number>.htm (問題の概要)
    • <issue_number>_details.htm (サード・パーティーの問題のインポートには使用できません)。このファイルには注意事項と推奨される修正が記載されている場合があり、最初のバリアントのみが示されます。
    JIRA レコードから、AppScan Enterprise の問題 ID にリンクを戻ることも可能です。
  2. 特定の問題の「この問題の情報」ダイアログにも External ID 属性が表示されます。
  3. 「管理」ビューでロギングが有効な場合、JIRA 障害作成メッセージとエラー・メッセージは、<install-dir>\Liberty\usr\servers\ase\logs\console.log で参照可能です。