ビルド自動化のユース・ケース

AppScan Enterprise は、ソフトウェア開発ライフサイクルでのビルド自動化ステージにおけるセキュリティーの確保に役立ちます。製品のビルド自動化テストにより、反復テストの実行にかかる時間を数日単位から数時間単位に減らすことができるため、開発チームの多くは毎晩製品ビルドを実行できます。

サード・パーティー・スキャナーを使用するチームが、そのスキャナーで「孤立問題の削除」チェック・ボックスを有効にすることができます。スキャナーがスキャン結果をすべてインポートする場合、以前にインポートされた問題が検出されなくなった場合には、その問題は自動的に削除されます。
注: AppScan Enterprise の「モニター」ビューでアプリケーションに関連付けられている DAST スキャンも同じように動作します。

以前にアプリケーションで検出されたものの、その後のインポートには同じスキャン名で含まれていない問題を削除する場合は、「孤立問題の削除」チェック・ボックスを有効にします。このチェック・ボックスを有効にすると、現在のビルドの問題のみ確実に報告することができます。

注: チェック・ボックスが有効な場合、同じスキャン名およびスキャナーのすべての問題を完全に削除する可能性があります。以降のインポートで同じスキャナーで同じスキャン名を使用する場合、このスキャナーにより以前に検出され、最新の結果には含まれない問題は完全に削除されます。