問題管理のトラブルシューティング

このトピックでは、レポートにおける問題管理に関連した一般的な質問と問題を扱います。

問題を管理した後、問題が表示されなくなったのはなぜですか。

問題に「ノイズ」または「パス済み」のマークを付けた場合は、レポートの「Layout」タブを調べて、その状況タイプが結果に表示されるようにマークを付けたことを確認してください。

問題の一部が表示されなくなったのはなぜですか。

レポート上部の「Last Managed」の日付を見て、それらの問題を最近管理したかどうかを調べます。または、レポートの「Show」タブで、特定の日数の間に見つかった問題だけを表示するように選択したかどうかを調べます。例えば、最近の 14 日間に見つかった問題だけを表示することにしている場合、それ以外にも処理すべき多数の問題が残っている可能性があります。

問題の管理を行いましたが、その問題の状態が割り当てたものと異なっています。何が起こっているのですか。

2 人のユーザーが同じレポート内の同じ問題を処理している場合、最後に問題にマークを付けたユーザーが優先されます。例えば、Miriam と Omri が同じレポートで作業しているとします。Miriam が問題 A に「fixed」のマークを付けたが、Omri がすぐ後に問題 A に「noise」のマークを付けた場合、問題 A の状況は「noise」になります。詳しくは、『複数ユーザーの場合の問題管理ワークフロー』を参照してください。

問題を修正しましたが、その問題が再びレポートに表示されています。なぜですか。

管理するのは、問題が出現するページまたは問題のグループではなく、問題自体です。例えば、あるページの 5 個所のリンク切れを修正し、「修正済み」とマークを付けた後で、次回のサイト・スキャンの際に同じページに新しいリンク切れが出現した場合、ページ・データ・セットごとに結果をグループ化すると、そのページは「リンク切れ」レポートにリストされます。そのページ上の問題は管理しましたが、ページ自体は管理していません。別の例では、あるテスト URL の 5 個所のセキュリティーの問題を修正し、「修正済み」とマークを付けた後で、次回のサイト・スキャンの際に同じ URL に新しいセキュリティーの問題が出現した場合、テスト URL データ・セットごとに結果をグループ化すると、その URL は「セキュリティーの問題」レポートに表示されます。その URL 上の問題は管理しましたが、URL 自体は管理していません。

問題の状況を変更すると何が起こりますか。

問題の状況の変更は、レポート、レポート・パック、またはダッシュボードに影響する場合があります。

1 つの行の問題を管理しましたが、5 つの行の状態が変更されました。なぜですか。

問題が、複数のページ (レポート上の複数の行) で使用されるページ・コンポーネントである場合、それら複数のページに影響が及ぼされます。それらのページはいずれも同じ問題 ID を持っています。