レポート・パックでの問題の要約

レポート・パックは複数のレポートをまとめたもので、各レポートで検出された問題の概要と各レポートにアクセスするためのウィンドウが表示されます。レポート自体には、Web サイトまたはアプリケーションで見つかった問題の詳細が含まれます。

このタスクについて

通常、レポート・パックにはサイトの特定のセクション (フィルターでデータを範囲指定) についての問題が記述されます。すべてのレポート・パックには、レポートおよびその属性 (アクセス権限を持つユーザーと持たないユーザーなど) を定義するプロパティーがあります。

手順

  1. レポート・パックを作成し、それに使用するデータを提供するソース・ジョブまたはフォルダーを選択します。
  2. レポートを追加します。
  3. レポート・パックに必要な情報のみが含まれるように、データを範囲指定します。レポート・パックはダッシュボードの作成に使用されるため、レポート・パックを作成するときには、ダッシュボード・データの確認のみを行うユーザーに対して情報を概要としてどのように表示するかを検討します。ダッシュボードは、問題の総数と問題の状況をタイプごとに要約します。
  4. レポート・パックをスケジュールに入れて、データが利用可能になったときに新規データで定期的にレポート・パック自体を更新できるようにします。あるいは、レポート・パックを手動で実行できます。どちらの場合も、作成時とその後は定期的にレポート・パックを実行して、データを更新する必要があります。レポート・パックの更新は、レポート・パックにデータを提供するジョブが実行されるたびに行われることが多くなります。
  5. レポート・パックの実行中に問題が発生した場合は、レポート・パックのログ・ファイルを調べてください。
  6. レポート・パック・データへのアクセス権限があるユーザーとないユーザーを決定します。