非推奨の機能

AppScan® Enterprise の前のリリースからマイグレーションする場合は、このリリースで推奨されなくなった各種の機能に注意する必要があります。

バージョン 9.0.3.1 では推奨されない機能

機能 削除のタイムテーブル 推奨マイグレーション・プラン
コンテンツ・スキャン・ジョブの「探査オプション」での類似コンテンツ制限 9.0.3.1 AppScan Dynamic Analysis Client を使用してスキャンを作成します。ここでは、探査オプションのすべてのセットを使用可能です。
「スキャン」ビューのレポートから Rational Team Concert™ への障害の送信 2016 「モニター」ビューのアプリから障害を問題として送信します。そのデータは 2 つのビューの間で同期されません。Rational Team Concert でのアプリケーションの問題の障害または作業項目としての作成を参照してください。
SUSE Linux™ Enterprise Server (SLES) のサポート (Glassbox スキャンのみ) 9.0.3.1 製品の方向性に合わなくなった。
Solaris のサポート (AppScan Source 用) 9.0.3.1 製品の方向性に合わなくなった。
マニュアル探査プラグインのサポート Q3 2016 ブラウザーでより新しいバージョンが使用可能になると、プラグインでは大幅な変更を伴う再作成が必要になり、製品の方向性に合わなくなります。ログインとマニュアル探査のデータを記録するためにいくつか既存の代替方法があります、
  • マニュアル探査ツール (v8.7 以降使用可能)
  • AppScan 動的分析クライアント (v9.0.2.1 以降使用可能)
  • AppScan Standard

バージョン 9.0.3 では推奨されない機能

機能 削除のタイムテーブル 推奨マイグレーション・プラン
プライバシー・レポート 2016 なし。製品の方向性に合わなくなった。
「問題の重大度 (最大)」および「ビジネス・ユニット別の問題の重大度 (最大)」のメトリックを示すグラフ 2016 使用するグラフ: 重大度別の未解決の問題、未解決の問題があるアプリケーション、および未解決の問題。
Windows™ 2008 R2 以外
注: Windows Server 2008 は TLSv1.0 のみをサポートしています。TLSv1.1 または TLSv1.2 が必要なサイトのスキャンは機能しません。Enterprise Console には、アプリケーションで IIS がホストする部分に対して使用可能な TLSv1.1 または TLSv1.2 プロトコルがありません。
v9.0.3 の後の 2 つの完全リリース オペレーティング・システムを 64 ビット・システムにアップグレードします。サーバーの再構築および AppScan Enterprise の再インストールを計画します。

バージョン 9.0.2 では推奨されない機能

機能 削除のタイムテーブル 推奨マイグレーション・プラン
「管理」タブの「アプリケーションのテクノロジー」ページ Q4 2015 さらに多くのスキャン・オプションが AppScan Dynamic Analysis Client で使用できるようになったので、このページは冗長になり、スキャン・プロセスに影響を及ぼさなくなりました。
フォルダー・エクスプローラーの UI で使用可能なダッシュボード Q4 2015 以降 新規ダッシュボードが「モニター」ビューに追加されたので、従来のダッシュボードはセキュリティー活動の管理に必要な現行情報を反映しなくなりました。

バージョン 9.0.1.1 で削除された機能

表 1. バージョン 9.0.1.1 で削除された機能

機能 推奨マイグレーション・プラン
「管理」タブの「セキュリティー・ルールの更新」ページ。 更新されたセキュリティー・ルールを FNO からダウンロードします。

バージョン 9.0.1 で削除された機能

表 2. バージョン 9.0.1 で削除された機能

機能 推奨マイグレーション・プラン
Rational® Jazz™ ユーザー認証コンポーネントが IBM® WebSphere® Liberty に置き換えられました。 LDAP ユーザー構成に WebSphere Application Server Liberty Core v8.5.5.2 を使用します。Liberty は、AppScan Enterprise 9.0.1 では自動的にインストールされます。
スキャンがアプリケーションに関連付けられている場合、レポートを使用して問題管理を行うことができなくなりました。 各アプリケーションの問題に対する問題管理は、「モニター」ビューから実行します。

バージョン 9.0 で削除されたレポート

表 3. バージョン 9.0 で削除された機能

この表は、バージョン 9.0 で削除された機能について説明しています。

Report (レポート) 推奨マイグレーション・プラン
アプリケーションのセキュリティー問題 「セキュリティーの問題」レポートを使用し、「タイプ」でグループ化する。
HTTPS サーバーの暗号スイートの詳細 なし。製品の方向性に合わなくなった。
インフラストラクチャーのセキュリティー問題 「セキュリティーの問題」レポートを使用し、「タイプ」でグループ化する。
SSL サーバー証明書 なし。製品の方向性に合わなくなった。

バージョン 8.8 で削除された機能

表 4. バージョン 8.8 で削除された機能

この表は、バージョン 8.8 で削除された機能について説明しています。

削除された機能 推奨マイグレーション・プラン
マルウェアに関する Web アプリケーション・ファイル分析 なし。製品の方向性に合わなくなった。
インフラストラクチャーのスキャンとレポート なし。製品の方向性に合わなくなった。
Server Side レガシー・インベントリー・レポート - Web サイト・テクノロジー、Web アプリケーション、サーバー側のイメージ・マップ、Alt 属性がない、マルチメディア・コンテンツ、イメージ・カタログ なし。製品の方向性に合わなくなった。
ログイン手順を記録するための Interaction ツール ユーザー・インターフェースからダウンロードできる HCL® Security マニュアル探査ツールを使用。
Cookie/パラメーター・トラッキングのカスタム機能 なし。
Windows 2003、XP、Vista および Internet Explorer 7 のサポート Windows 2008 または 2012、および Internet Explorer 8.0、9.0 または 10.0 を使用してください
Rational Team Concert 2.0.0.2 のサポート Rational Team Concert 3.0、3.0.1、4.0.1 以降を使用してください
Microsoft™ .NET 4.0 のサポート Microsoft .NET 4.5 を使用してください

バージョン 8.7 で非推奨になった機能

次の表は、非推奨の機能をバージョンおよびリリース別に要約しています。表には、非推奨になった内容 (ツール、セキュリティー・スキャン・テスト、統合、レポートなど) が示されています。可能な場合、表には推奨されるマイグレーション・アクションも示されています。
表 5. バージョン 8.7 で非推奨になった機能

この表は、バージョン 8.7 で非推奨になった機能について説明しています。

非推奨機能 削除のタイムテーブル

N=v8.7

非推奨機能のマイグレーション・プラン
マルウェアに関する Web アプリケーション・ファイル分析 N+1 なし。製品の方向性に合わなくなった。
Rational AppScan Developer Edition の評価結果のインポート (製品が販売中止された) N+3 HCL Security AppScan Source を使用してください。
Server Side レガシー・インベントリー・レポート - Web サイト・テクノロジー、Web アプリケーション、サーバー側のイメージ・マップ、Alt 属性がない、マルチメディア・コンテンツ、イメージ・カタログ N+1 なし。製品の方向性に合わなくなった。
ログイン手順を記録するための Interaction ツール N+1 ユーザー・インターフェースからダウンロードできる HCL Security マニュアル探査ツールを使用。